バンダイ キャンディ スタッフ BLOG

バンダイの食玩・お菓子・食品etc… “バンダイ キャンディ”の開発スタッフによる公式ブログです。開発担当者が交代で更新予定です。      ※このページでは、記載内容・商品等に関するお問い合わせは受け付けておりません。ご了承ください。

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【合体!ライブディメンション】「SMPAD ライブロボ」 ロボット形態をデザイナー 宮内氏が解説!【第3回】

こんにちは!

担当Yです。

 

 

一昨日、昨日に続き今回もこちらのアイテムのご紹介!

「トップをねらえ!」シリーズ、「勇者エクスカイザー」シリーズとみなさんにご好評頂いている「SMP ALTERNATIVE DESTINY」の新作第三弾!

 

「SMP ALTERNATIVE DESTNY 超獣戦隊ライブマン ライブロボ」‼

明日 6月20日(火) 予約開始‼

 

ついに本日はライブロボ本体に迫ります!今回が初めてブログをご覧になる方は、一昨日、昨日のブログも併せて是非ご覧ください。

●17日(土) 12:00 

<第1回>

「SMP ALTERNATIVE DESTINY」振返り&「SMPAD 超獣戦隊ライブマン」シリーズ コンセプト解説!

https://bandaicandy.hateblo.jp/entry/20230617_smp

●18日(日) 10:30

<第2回>

「SMPAD ライブロボ」 各超獣形態に迫る!

https://bandaicandy.hateblo.jp/entry/20230618_smp

●19日(月) 18:00

<第3回>

「SMPAD ライブロボ」 ロボット形態をデザイナー 宮内氏が解説!

●20日(火) 

「SMP ALTERNATIVE DESTINY 超獣戦隊ライブマン ライブロボ」

商品情報公開&予約開始

 

それでは早速、「SMP ALTERNATIVE DESTINY」シリーズすべてのプロダクトデザインをご担当くださっている「デザイナー 宮内利尚氏」のインタビュー、<第3回>をどうぞ!

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<第3回>

「SMPAD ライブロボ」 ロボット形態をデザイナー 宮内氏が解説!

デザイナー 宮内利尚氏

BANDAIキャンディ事業部 担当Y

インタビュアー:河合宏之氏

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──前回までは各超獣のアレンジについてお聞きしましたが、合体ロボである以上、ライブロボのアレンジも同時に成立させなければなりません。どのような流れでデザインを進めているのでしょうか?

 

宮内氏:どちらか一方だけを先に進めるのではなく、行ったり来たりしながら完成させました。そのうえで両形態ともに意識しているのは、スケール感です。劇中のプロップはとてもスケール感をイメージできるディテールやデザインですから、それを活かすプローションバランスはもっとも重視したポイントです。


基本的には設定身長である全高51.4m(ライブロボ)に見えるように、全体的にパースをかけて造形しています。また、スーパーライブロボに合体した時点での説得力を持たせる意味でも、下半身の安定感は意識しました。

↑SMPADライブロボ 正面&背面。宮内氏の計算されたデザインにより、下から仰ぎ見た際に巨大感を感じることができる

 

──専用パーツによる差し替え変形という点も、プロポーションバランスを維持するうえでプラスになりましたか?

 

宮内氏:はい、そう思っています。両形態のプロポーションを破綻なくユーザーのみなさまにお届けするという意味では最良な仕様だと思っています。加えて私自身も、変形合体を再現している玩具は大好きですが、ブランドのコンセプトとして先に説明したような方針ですので、デザインと変形合体の楽しさも伝えられる今回のギミックは良い選択だったのではないかと思っています。

 

担当Y:どこを差し替えて、どこを残すのか。そのバランスも絶妙になっていると思います。


──たしかに今回のアイテムを見てみると、「もしプロップの雰囲気のまま、合体したら……」というのは、ファン的にも妄想したところです

 

宮内氏:プロポーションは変わっていますが、SMPADは、当時のプロップを尊重してディテールをデザインしています。そういう意味では、ここまでプロップに忠実なアイテムは、おそらく今まで存在しなかったのではないかな…?と思っています。

↑当時のプロップを参考にしつつ、機能的なディテールが各マシンに施されており、それらが合体したライブロボの状態でも美しくまとまっている。劇中で使用されていたダブルカノンも再現

 

──ライブロボのデザインの過程で、ディテール面で新たな発見はありましたか?

 

宮内氏:デザインしていると本当に発見の連続で勉強になりました。たとえば超獣剣ですが、剣の根本にドルフィンの刻印があることは分かっていたのですがそうしたら他の超獣のモチーフはどこにあるのだろう?と思い、剣のデザインと向き合った結果、剣の先端部分はファルコンのくちばし、柄の部分はライオンの顔だということが理解できました。武器にもライブマンのコンセプトが盛り込まれていることに感動しました。

↑超獣剣。切っ先からファルコンのくちばし、2頭のドルフィン、ライオンの顔の造形が施されている。是非製品を手に取って確かめて頂きたい

 

――最後にユーザーの皆様へお伝えすることはありますでしょうか? 

 

宮内氏:SMPADライブロボを買ってくださった皆様が、「このディテールには、きっとこういう機能があるんだろうな」と、想像が膨らむようなアイテムになっていると思うんです。立体物として、きっと今までにない感覚を味わってもらえるのではないかと思います。

 

──プロップのディテールとSMPADがリンクし、劇中の活躍シーンもイメージしやすいと感じます。

 

宮内氏:そうですね。たとえば、SMPADライブロボに汚し塗装を加えて、ジオラマのようにディスプレイすれば、より劇中の雰囲気を味わえると思います。模型的な感覚で楽しめるのは、プロップ時代の特撮作品ならではの魅力だと感じています。ぜひSMPADライブロボをさまざまな形で楽しんで頂けたら幸いです。

 

 

商品名:SMP ALTERNATIVE DESTINY 超獣戦隊ライブマン ライブロボ

予約開始日:2023年6月20日

発売予定月:2023年10月

販路:全国量販店の菓子売場等

価格:8,100円(税込8,910円)

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いかがでしたでしょうか…?

明日のタイミングでも面白い情報がありますので、是非特設サイトをチェックしてください!

 

お楽しみに!

 

(C)東映

 

 

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SMP ALTERNATIVE DESTINY

プロダクトデザイナー

宮内 利尚

ミヤウチ トシナオ

数々のメカデザイン・ハイブランドプロダクトを創出し、今や世界でも注目を集めるデザイナー。デザインのみならず、企画立案、商品開発、原型師等多方面で活躍。今回の「SMP ALTERNATIVE DESTINY」では企画立案時からバンダイとタッグを組み商品化に取り組んでいる。

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