バンダイ キャンディ スタッフ BLOG

バンダイの食玩・お菓子・食品etc… “バンダイ キャンディ”の開発スタッフによる公式ブログです。開発担当者が交代で更新予定です。      ※このページでは、記載内容・商品等に関するお問い合わせは受け付けておりません。ご了承ください。

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【12月20日(火)受注開始!】SMP [SHOKUGAN MODELING PROJECT] 瞬間変化ニンジャマン【暴れん坊忍者】

 

そう!あれはさかのぼること10年前!

 

 

とある動物園から猛獣たちが逃げ出した。

 

ライオントラ

 

ゾウワニ…。

 

猛獣たちは一人の女の子に狙いを定めた。

 

「キャー、怖いよ!お父さんお母さん、助けて~!」

 

このままでは女の子が食べられてしまう!


「やめろ!このニンジャマンが相手だ!」


俺は猛獣たちをちぎっては投げ、ちぎっては投げやっつけた!

 

 

※猛獣代役:SMPパワーアニマルのみなさん

 

つーーー訳で再開した!

忍者戦隊カクレンジャー!!

 

 

皆様こんにちは!

妖怪ならザシキワラシ推し。

SMPスーパー戦隊シリーズの担当Mです! 

 

Today is Friday in California…ではなく普通に月曜ですが、

『海賊戦隊ゴーカイジャー』45話「慌てん坊忍者」での一幕から開始しました。

(何のエピソードか分からなかった人は「はぁ?」となってしまったかと思いますが、その場合は「SHOOT!!」です。)


お待たせしました!

最近何かと話題の絶えない「忍者戦隊カクレンジャー」から

「SMP [SHOKUGAN MODELING PROJECT] 瞬間変化ニンジャマン【プレミアムバンダイ限定】」

満を持しての商品化です!

 

師匠である三神将(無敵将軍、隠大将軍、ツバサマル)はSMPの前身となるスーパーミニプラにて立体化済み。今回「SMP 100 NEXT EVOLUTION」でのスーパー戦隊シリーズ再販のご好評を受け、過去商品化済みのシリーズから新商品が発売される運びとなりました!ファンの皆様大変お待たせしました!!!

(という事は立体化済みシリーズからの再立体化が今後定着する…?かも!?)

 

…ということで前置きが長くなってしまいましたが、さっそくご紹介しましょう!

※ブログ内の画像は全てCG、もしくは、開発途中の試作品となります。

 

 

「ニンジャマン、参上!

大暴れしてやるぜぇえ!!」

劇中ではヤンチャに大暴れしていた印象が強いニンジャマン。

今回も開発ブログで大暴れしてもらいましょう!

 

「ニンジャソード!」

ニンジャマンのメイン武器・ニンジャソードは、背中に装着した鞘への収納も可能。印を結んだ手首も付属しますので、忍者らしいポージングもバッチリ決まります!

 

またニンジャソードを構えやすいよう、持ち手の形状にもひと工夫加えています!

持ち手の穴をL字形にすることで、刃の向きを90度変えて正面と横のへ向けることができるようにしました。

 

これにより両手持ちもしっかり構えられるようになり、自然な日本刀の構えが可能に!!!地味ですが、かなり効果的な構造となりました!

 

そして「ニンジャソード」と言うからにはこんな忍者らしいポージングも…。

ニンジャソードは背負ったまま手が届く設計!

 

 

 

肘は二重関節、さらに前腕側にも可動軸を設ける事で、忍者的な抜刀も可能な可動域を実現しました。

上司も「パーツ分割し過ぎじゃない…?」と不安になるほどの可動域是非お手元でご確認ください!

 

「う~ん腕が凄いのは分かったけど、そこで力尽きちゃったんじゃないの…?」と不安なそこのあなた!

SMPを舐めて貰っちゃ困るぜぃ!

 

足の可動域確保も抜かりなし!

ニンジャマン時はキャラクターデザイン上、腰回りがパンツ状になるため可動が大きく制限される事が懸念されたのですが、太腿の軸を引っ張って足を延長することで…

 

パンツ部分を回避し、脚を大きく前へ出すことが可能に!

 

さらに股関節を引き出し可動にすることで…

(↑解説用に分かりやすくフロントスカート部分を開いています。)

 

なんと正座ができるほどの可動を実現しています!

あれ、なんで正座させられてるんでしょうか…?また何かやらかしたのかな…?

…的な三神将とのブンドドも捗るニンジャマン是非ご期待ください!

 

これらの可動をフル動員する事によって、

劇中で印象的だった寝転がりポーズも再現可能です!

 

寝ころんでみたりバクキ相手に余裕綽々のニンジャマンでしたが、幻覚を見せる力の前に苦戦…!

「お前の力はこんなものかこの青二才めが…!」

 

何気ない「青二才」がニンジャマンをきずつけた…!

青二才だと…?青二才だとぉ…!?」

 

「それをいっちゃあおしめぇよぅ…!!」

 

「怒ったぞぉぉぉおおお…!!」

「うおおおおおお――!!!」

 

 

「怒り爆発ーーー!!!」

 

 

「サムライマン、見参!!」

もちろん、サムライマンへの変化可能です!

ちなみに劇中演出再現として「燃え盛る怒りの目」再現用のシールと、

交換用のバイザーパーツが付属するので、パーツ差し替えによって「怒り爆発」顔をいつでも再現することができます!

 

 

では今度は、放映当時のDX玩具『瞬間変化DXニンジャマン』のCMをイメージしつつ、変化ギミックをGIF画像を交えてご覧ください!

 

 

「うりゃあああああああああああああ!」

 

 

 



 

「怒りのサムライマンに!!」



 

「瞬間変化だ!!!」

※あくまで設計上の可動イメージにつき実際の商品と異なる場合があります。

 

「SMPニンジャマン、パパッと変わるぜぃ!」

という事でSMPはとうとうCMも全力再現です。

 

DX玩具『瞬間変化DXニンジャマン』は、背中のレバーや手足のボタンで一発変形する「瞬間変化」が売りでしたが、本アイテムでもそのギミックを一部継承!

背面レバーの操作で頭部が入れ替わり、

ニンジャマンからサムライマンへと一瞬で変化します!
ちなみにサムライマンからニンジャマンへ戻す際ももう一度回転させるだけなので、一度元に戻さないといけなかったDX玩具よりもスムーズに遊べるように進化しています!

(劇中演出的には当時のDX玩具が正しいのですが、今回はスムーズさを優先しました)

 

ちなみに手足の変形ギミックは、可動との両立を考えDX玩具のボタンによる一発変形をオミットし、手動式に変更。スムーズにスライドさせることができるので、ストレスなく遊んでいただけます!(※足膝を変形させる際にはまっすぐにする必要があります。)

 

それでは、サムライマンのご紹介に移ります!

シンプルな変形ながら真っ赤な兜張り出した肩によって、一気にヒロイックに!

当時の玩具デザインにはただただ頭が下がる思いです。

 

サムライマンに変化することで本体だけでなく武器も見栄えが変わります。

ニンジャソードを鞘と合体させることで、

専用武器・サムライジャベリンが完成!

 

素立ちでも良し!

 

構えても良し!

静的・動的どちらのポージングもしっかりとキマります。

 

更に表情付きの平手を組み合わせる事で…!

 

「サムライッ!」

 

「激怒ォッ!」

 

「ボンバーーーーー!!!!!」

ニンジャマンと同様の広い可動域で、

必殺技「サムライ激怒ボンバー」もしっかりと再現できます!

 

 

テンション高めで走ってきましたのでここで小休止。

一旦開発的なお話を。

ニンジャマン⇔サムライマンの変化で一番大きな影響があるのが膝裏になります。

ニンジャマンの際は太もも外装裏のパネルがはね上がることで可動範囲を確保していますが、サムライマン時には外装の部分がスネに移動するため、膝上部に2つ目の膝関節を配置。これにより、どちらの形態でもストレスなく大きな動きが可能となります。

事実上は膝も二重関節ですが、変形上の都合という事での設計となります。

ニンジャマンは二軸の恩恵を受けられますが、サムライマン状態でアクティブなのは一軸と考えて頂いた方が分かりやすいかもしれません。

 

ということでセット内容の振り返り!

セット内容は本体の他に、ニンジャソード&鞘と4種の差し替え用手首パーツ(武器持ち用拳、穴無し握り手、平手、印結び手(名称仮))が付属。

付属品自体は非常にシンプルですが、プレイバリューの高い仕様に仕上がっているかと思います!

 

 

本商品は初めてSMPとSHODO SUPERとで同じキャラクターを立体化した商品です。

商品として見れば、それぞれに良さと拡張性がある商品になりますし、

キャラクターとしては戦隊シリーズでも珍しい立ち位置のキャラクターなので是非、2商品で比較しつつお楽しみ頂ければ幸いです。

 

 

では最後に、記念写真的に大集合!

「スーパーミニプラ 忍者合体 無敵将軍」

「スーパーミニプラ 五神合体 隠大将軍&ツバサマルセット」とが揃い踏み!!

ニンジャマンにとっては師匠にあたる、三神将との勢揃いショット。

ニンジャマンの全高はおよそ14mmとなっており、劇中のイメージ通り無敵将軍たちと比べると若干小さ目のサイズ感です。

 

いや~やっとカクレンジャーシリーズでこの並びを実現することが出来ました…!

ということSMP [SHOKUGAN MODELING PROJECT] 瞬間変化ニンジャマン【プレミアムバンダイ限定】の紹介は、以上となり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なり…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なりま

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なりませ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なりません!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※以降SMPの独自解釈となりますので劇中には一切登場しない玩具的なギミックの話となります。ご了承ください。

 

ニンジャマンの背中には鞘を装着するためのジョイント穴が用意されているのですが、

なんと、ツバサマルの合体用軸と奇跡的に径が同一だったので…

 

 

スーパーニンジャマン(仮)が誕生!?

(勿論上記のような形態は劇中には一切登場しません。当時商品を担当されていた野中剛さんが「スーパー戦隊 Official Mook 20世紀 1994 忍者戦隊カクレンジャー」の中で「もしも今の時代に商品化するなら…」という仮の想定で描かれたイラストがありました。詳しい方はご存じかも知れません。)

 

 

さらに…!

スーパーサムライマン(仮)に空中変形!

 

 

 

そして…!?

サムライ激怒キャノン(仮)を一斉射撃!
もちろん劇中にこんなシーンは存在しませんが、こういう自由な発想と遊びも玩具ならではかと思います!

 

 

今度こそ本当に、

SMP [SHOKUGAN MODELING PROJECT] 瞬間変化ニンジャマン【プレミアムバンダイ限定】の紹介は、以上となります!

 

 

「SMP [SHOKUGAN MODELING PROJECT]瞬間変化ニンジャマン」は、プレミアムバンダイ限定にて

12月20日(火)13:00~受注開始!お見逃しなく!

 

 

 

 

 

それでは次回まで!

つが2つ!つ・づ・く!どひょ~ん!

 

(C)東映