『SMP[SHOKUGAN MODELING PROJECT]クラッシュギア』の開発を担当しているJIN(ジン)と申します。
クラッシュギア1回目の記事をお読みでない方、よかったら↓よりぜひ。
先週末、物置の片隅に壊れたマシンのパーツでも発掘できやしないかと実家を引っ掻き回したところ、こんなものが出てきました。
うわぁ…なっっっつ…!!
これ、「ガシャポンフォーミュラ」という商品です。(名前は調べて知った)
後ろに置いてある黒いシューターで、小さなクラッシュギアをピンピン弾いて戦わせる玩具です。
検索したらバンダイ公式の商品情報も残ってました↓
バンダイ公式サイト | ガシャポンフォーミュラ クラッシュギアT | 商品情報
当時、毎月のお小遣い(たしか1000円くらい)を、もらった日に全額デ○モンカードやらゾ○ドやらに突っ込むアホな小学生だった私・JIN。
遊ぶためにはバトルフィールドも買わないといけないクラッシュギアにはなかなか手が伸びず、こういった小物をチマチマ買い集め、ちゃぶ台で飛ばし、弟と一緒に遊んでいた記憶があります。
ちなみにどちらの画像にも写っている黒い機体、コイツは…どうも「轟月」のようです。
あ、あぶない… あやうく次のブログで「SMPにて轟月を初立体化!!」と口走るところでした。
※当時、万願寺さんの初期の愛機『轟月』のほうは未キット化のまま、のちに部下に払い下げられ改良された『轟月零式[ゴウゲツレイシキ]』としてキット化。結局『轟月』自体は、あれだけ活躍しておいて発売されない幻の機体となったのでした
これからは謙虚に「リアルサイズの轟月を初立体化!!」というようにします。
そんな大切な気づきも与えてくれた「ガシャポンフォーミュラ」へ感謝…
さて、前置きはこれくらいにして
先日のブログを書いてから待つこと数日、ついに工場から、皆様へお見せできるレベルのテストショットが到着しました。
なので突然ですが【全マシン紹介】はじめます。
一度に6台紹介しようとすると長くなりすぎてしまうので、「前編(本記事)」と「後編(次回)」にわけて、二日連続でお送りします。カラダもってくれよ!!
まずは『SMP[SHOKUGAN MODELING PROJECT]クラッシュギアBATTLE1-EX1 ガルダイーグル&レイジングブル&シューティングミラージュセット』より、3機体を。
■ガルダイーグル
「風」の属性をもつ、言わずと知れたコウヤの愛機。
ビークソードの片面と、フロントの甲冑部分をシルバー塗装し、金属のような重厚感を持たせています。
ソードと甲冑は、そもそも『塗装を省略し、コスト削減しないと(会社員として)まずい』と思ったので、パーツを分割して色分けし、シルバーメタリックの成形色まで使ったのですが…
気付くと、わざわざその上からシルバー塗装してしまいました…。
受注が集まることを信じて、こういう後先考えないモノ作りをいくつかやっているので、ギアファイターの皆様何卒よろしくお願いします…!!
初披露となるサイドビュー。
特徴的な翼のパターンはシールですが、平面的なのでストレスなくキレイに貼れるはずです。
当時の玩具のボディがあるので、並べてみました。あらためてかなりの違いがあります。
それもそのはず ボディが1パーツのみだった玩具版とことなり、SMP版ではボディを数パーツに分割し、劇中CGの見栄えを追求しているのです。
組み立てていると、「俺は今、令和の時代にガルダイーグルを作っている!!」というすごい高揚感が得られることうけあいです。
ホイールを転がすとウェポンが可動するギミックも、玩具版と同じ機構で再現。
(1)のカムが回ると、(2)のフレームが引っ張られて前後し、振動する仕組みです。
ちなみにウェポン根元のゴールドも塗装です。いい色でました…。
ちなみに、このガルダイーグル、「単品版」と「セット版」で同時収録されます。
単品版のパッケージはこちら。
でかい。今が平成ではないことを証明するために置いた「令和3年」の500円玉が小さく見えます。
ちなみにこの箱サイズ、玩具版とほぼ同じにそろえてあります。
店頭で見かけたら一瞬タイムスリップ感を味わえることでしょう
「セット版」の方となると、そのデカさに拍車がかかっています。売場で見つけやすそう。
■レイジングブル
続いて2台目は、「大地」の属性を持つ、ジロウの愛機・レイジングブル。
子供の頃はそのカッコよさをあまり理解していなかったのですが、こうして大人になってから見ると、重機のような渋いデザインに惚れ惚れします。
サイドビュー。誤解を与えないよう正直にお伝えしておきますが、イエローのラインはほぼシールでの再現です。
ガルダイーグルと同じく、パーツを細かく分割して、立体感を追求。
特徴的な2本のツノも、俗にいう「肉抜き」はせずに、上下のパーツの合わせで造形。
そのおかげで、劇中のバトルシーンで入るカットインのような「ナナメ下」からのアングルも完璧です。
ハリケーンクラッシャー!!!!
ウェポンパーツを分解してみました。
ノコギリの成形色はしっかりガンメタに色分け。ランブルホーンの先端のグレーのラインはシールではなく塗装。なので、組み上げるだけでかっこよく仕上がるはず!
■シューティングミラージュ
本日最後は、「雷」の属性をもつ、クロウドの愛機・シューティングミラージュ。
シンプルなデザインだけに、キット化に伴う「やむを得ない妥協」みたいなものもほぼ無し。コクピットのスカイブルーも、ボンネットの赤いラインも塗装できています。
シャーシ底の穴に、市販の台座を取り付けて撮ってみた写真(↓)。
かっこよすぎて、もしトルネードドリルで貫かれて死んでも一片の悔いなしです。
続いてサイドビューです。先端以外のイエローのラインは、塗装が難しくシールなのですが、できるかぎり貼りやすいように調整していきます!
ガルダイーグルやレイジングブルと同じく、ボディは数パーツで構成。
先端のノーズを「肉抜き」にせず、上下の2パーツで造形しているので、煽るようなカットイン構図も決まります。ライトニングフラッシュ!!
フロントウェポン&リアウェポンを分解してみました。ドリルが別パーツで色分けされているので、お手軽にかっこいい仕上がりになります。
そして、全種組み立てた後は、カスタマイズの時間。
シャーシの形状はもちろん共通なので、以下のようにボディを付け替えたりして「俺だけのマシン」を作って写真を撮っていると、無限に時間が奪われていきます…
いろいろなカスタマイズを試してみたくなってきたので、今日の記事はここまでにしておきましょう…。
最後に、明日紹介する「ディノスパルタン」と合わせて、トビタクラブが誇る4台の並び様をお楽しみください。
本日紹介した3機体のご予約は、プレミアムバンダイでしたら以下(↓)より!
12月に店頭での一般販売もありますが、確実に入手いただくためには予約がオススメです。
■次回予告
えっ? 「鎧輝」のボリュームがすごすぎて、万願寺さんの手首が…!?
「ディノスパルタン」が「鎧輝」や「轟月」と一緒にセットになった理由も明らかに!
次回、【SMPクラッシュギア】全マシン紹介(後編)
夢はでっかく、世界チャンピオンだ!!!
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