バンダイ キャンディ スタッフ BLOG

バンダイの食玩・お菓子・食品etc… “バンダイ キャンディ”の開発スタッフによる公式ブログです。開発担当者が交代で更新予定です。      ※このページでは、記載内容・商品等に関するお問い合わせは受け付けておりません。ご了承ください。

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何故? 突然? 食玩? 【公式見解】 プラキット 戦闘メカ ザブングル発売!

今年も残すところあとわずか。

 

年の瀬にお届けするニュースは、
来年2016年に発売される ちょっと意外な商品についてのご紹介です。

 


きたる2016年!

1982年作品『戦闘メカ ザブングル』から
34年ぶりに、主人公メカ「ザブングル」と「ギャロップ」「トラッド11」が
プラキットとして復活します!! 

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なぜ今!? 

・・という疑問は ひとまず置いていただき、 
まずは、仕様と販売形態についてセルフQ&A方式で説明してまいります。


Q1 フィギュアなのか?
A1 組立プラキットです。素材は硬質のプラスチックです。

Q2 サイズは?
A2 WM時ザブングル全長 約125mm ギャロップ、トラッド11全長 約55mm (1/144相当)

Q3 変形するのか?
A3 パーツの組み換えで、各ビークル形態を再現することも可能です。

Q4 本当に食玩なのか?
A4 食玩です。ガムが付属します。

Q5 販売方式は
A5 店頭、WEB通販等で販売予定です。4種アソートBOXでの販売になります。

 


さらに詳しい仕様は、来年お伝えいたしますが、
本日は現在制作中の試作写真もご紹介いたします。
※製作中のモデルの為、製品仕様とは異なる点もございます。

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画像1枚目は あの"立ち姿"イメージ。
モモからスネにかけてのラインも こだわりのポイントです。もちろん各関節可動します。

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頭部キャノピーはクリアパーツ製。
ザブングル本体は、青、白、赤、グレー、クリア、5種の成形色と一部シールで色分けされます。
素材はすべて硬質のプラスチック。(弾丸は弾き返せません!)

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パーツ組み換えでザブングル・カーをはじめ各形態を再現可能。

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ブングル・スキッパー、ブングル・ローバーのキャノピーもクリアパーツ製。

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ギャロップタイプ 劇中のムチッとした四肢の雰囲気も取り入れています。

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トラッド11タイプ 約55mmの小型サイズながら各部関節可動します。

ギャロップとトラッド11は、それぞれ2種の成形色(ダークグリーン/サンドカラー)が用意されます。

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各部オプションも充実。写真の武装の他、4連装バズーカやホバギーも立体化。
折れた翼の根元パーツも付属し、腕の前輪パーツを外せばジロン機も再現できます。

 

 

さて、なぜ今『戦闘メカ ザブングル』のキット? 

についてですが、

 


理由は、


担当の私が好きだからっ!!


という 約99%の理由を言ってしまうと 身も蓋もないのですが・・・

 

あえてお菓子付きキットであることについて ―――

 

かつて、

1978年のビッグワンガム(カバヤ食品さん)にはじまり、
1980年代のガンダムチョコスナック(森永製菓さん)
そして ダグラムガム、ボトムズガム(カバヤ食品さん)

 

・・と、お菓子売り場には、ラインナップ、クオリティともに
模型売場も驚く "お菓子付きプラキット" がありました。

 

そしで現在も続くバンダイの『ミニプラ』シリーズはじめ、
手軽に買えてそれ以上の満足度のある "お菓子付きプラキット" は、
時代とともに進化し続け、今も変わらず食玩の花形と言えます。

 

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『戦闘メカ ザブングル』は、80年代の傑作プラモデルシリーズをはじめ、
00年代の1/144ブラッカリィ、ドラン付きの「超合金魂」、
そして1/100 「R3ウォーカーギャリア」と 比較的立体化に恵まれた作品ですが、主役機「ザブングル」は、プラキットとしては未だリニューアルがされていませんでした。

 

放映時のプラモデルから30年以上たった今―
「ザブングル」を改めて今の技術と解釈でキット化してみたい!

という思いで企画を始めました。

 

食玩キットの身軽さだからこそできる企画ともいえるのですが、
作りは本格キットとなっております。

 

現在プレミアムバンダイで受注中の「ASSAULT KINGDOM クィン・マンサ」等も手掛けている設計スタッフの方々とともに構想・企画を進めています。

 

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もちろん、これは本格食玩キットシリーズの第一歩。
2016年、ザブングルだけでなく さらに驚きの企画が続きます!

 

今年も1年食玩をお楽しみいただきありがとうございます。
来年は、さらに  驚き、楽しい 食玩とそのニュースをお伝えできるよう取り組んでまいります。

 

みなさまよいお年を。

 

投稿者:  hiro 


(C)創通・サンライズ