みなさま、こんにちは!
スーパー戦隊食玩担当のもろ太です!
本年もどうぞよろしくお願いいたします!昨年発表になった”爆上げ”な嬉しいニュースはみなさまご覧になりましたでしょうか!?今からさらなる解禁が楽しみでワクワクしますね!
さて、本日はスーパー戦隊食玩ブログ新年1発目をお届けいたします!今回は明日1/22(月)23時に予約締切となるミニプラ シュゴッド合体シリーズPB キングキョウリュウジンの締切レビューをお届けいたします!
10周年を記念したキョウリュウジャーとのコラボロボ、例によって最新試作で詳細レビューをお届けしますので是非、最後までご覧いただきお手に取っていただけると嬉しいです。
それでは早速まいりましょう!
※画像は開発中の者です、実際の商品とは一部異なる場合がございます。
※説明用に一部パーツを外して撮影していることがあります。
※比較に当時発売した「ミニプラ カミツキ合体 キョウリュウジン」の商品画像を使用していますが販売は10年前に終了しておりますのでご了承ください。
※商品紹介の特性上、当時品と比較した内容を掲載しておりますが、決して当時品を貶めるような意図はないことをご理解ください。もろ太もカミツキ合体シリーズは当時品をすべて発売当時にゲットしている大好きなシリーズです。
ミニプラ シュゴッド合体シリーズPB キングキョウリュウジン
プレミアムバンダイ限定/2024年5月お届け予定/価格:6,000円(税込6,600円)[送料・手数料別]
予約締切:1/22(月)23時まで
ということでまずは、本商品の目玉でもあるコチラから!!
◆ガブティラ
※シールは貼っていない状態です。
10年の時を経て完全新規設計のフルリメイクでの立体化!番組放映開始当時、もろ太は既に入社済で食玩には携わっておりませんでしたが、ミニプラが発売になる度に売っているお店を探して、当時のミニプラを買い集めていました。まさか10年後に自分がそのシリーズに関わり、あまつさえ新規でガブティラを商品化することができることになり、とても感慨深いです。
ガブティラの組み立てに必要なランナー枚数も超ボリューム!非常に組み応えのあるパーツ構成になっています!
◆色分け
今回のリメイクで特にこだわった点は「色分け」です!やはりミニプラの進化の歴史をダイレクトに感じていただけるようコストが許す限り最大限パーツ分割による色分けを追求してみました。
情報解禁ブログでご紹介した通り、頭部だけでもこのパーツ数!
ガブティラのボディ側面もロボの正面になる面の意匠は最大限色分けしています。
胸部のシルバーのパイプのような造形は細いパーツではなく、シルバーのパーツの土台に赤や黒いプレート状のパーツをパチパチはめ込んでいくようにして組み立てます。この辺りのノウハウはドンモモタロウアルターで培った技術です。安全基準をクリアしつつ、できる限り細やかなパーツ分割で配色をシール無しで再現しています!
足のツメも1本1本パーツ分割して配色を再現!!
しっぽも当時品では黒い成形色に黄色いシールで配色を再現していましたが、根本のシルバーや大きな黄色いしっぽ本体もしっかりプラの色分けで再現!!
ガブティラ本体に使用するシールはたったこれだけ!!最大限色分けしていることがシールの少なさで伝わっていただけると嬉しいです。
※後ほどご紹介しますがさらに再現度を高めるための追加シールも付属します。
◆プロポーション
当時品との現物比較がコチラ!!
当時品と比較して脚部をがっしりさせ、頭部を大きく造形し、メリハリをつけています。モチーフとなったティラノサウルスのプロポーション、迫力を表現しています。
ボディの厚みも増し、全体的にボリュームアップしています。
目立つ肉抜き箇所は脚の内部、そして足の裏です。
こちらに関しては後ほどご紹介する隠しモードの操作クリアランスの確保やロボの時腕になるので、重量を考慮して軽めに作る必要があったため、あえて思いっきり肉抜きすることにしました。
◆可動
可動域も超進化!!まずはボディの可動域です。
今回のガブティラでは、脚部がロボの時の腕になります。腕と脚の可動域は近いようで実は結構違ったりする(例えば、腕の可動域のことだけを考えると、恐竜の足首の可動はいらない)のですが、ガブティラの状態でも生き生きと見えるように可動域を仕込みました。
クチの開閉も地味に造形との両立が難しく、そのままだとアゴが全然開きません。
ということでアゴは2重関節にしてクリアランスを確保するように開閉することでガブリンチョ!なアゴの開閉を楽しむことができます!
頭部はボールジョイントで接続されており、柔軟に可動!
身体の動きもロボの時の肩になる胴体の可動域も活用して超柔軟に可動!!
ということでこれらの搭載した可動域を駆使することでリメイク版ガブティラは劇中同様、超生き生きしたポージングが可能です!
◆シュゴッド
続いては、セット内容に含まれる4体のシュゴッド達!通常品と比較して、本商品限定仕様として、劇中のキングキョウリュウジンの時のCGの色味をイメージしてカラーリングを微調整しています。
※今回ブログでご紹介するのは商品画像用の撮影見本(デコマス)を使用しています。実際の商品とは多少異なる場合があります。
◆ゴッドトンボ
コチラはビミョ~~~にですが、色味を濃く変更しています。写真で見るとそこまでなのですが、実際に見ると結構違って見えます。
◆ゴッドカマキリ
メインカラーの黄色を少し明るめの色に調整しました。
◆ゴッドパピヨン
羽の紫が濃く鮮やかになっています。
なお、本商品ではキングオージャー用のフェイスパーツは彩色仕様ではありません。
今回の商品では実際に使用することはありませんがフェイスパーツのシールはそのまま付属します。
◆ゴッドハチ
メインカラーの黒を少しだけチャコールグレー味のある色に変更しました。
ということでお待たせいたしました!新生ガブティラと4体のシュゴッドが合体することでキングキョウリュウジンが完成します!
◆キングキョウリュウジン
ガブティラのプロポーションも大事にしつつ、ロボの状態でもメリハリの効いたプロポーションにアレンジしています。
限定品お馴染みのフェイスパーツは彩色仕様!
目や口だけでなく、顔周りの特徴的な赤いデザインも彩色してかなり表情がパキッと出ています。イケメンです。
ガブティラの新たな機構として、脚部が分離しロボの腕となり、両脚と背中にシュゴッドが合体しています。
シュゴッド合体シリーズあるあるで横から見た時のボリュームが半端ないです笑
背中はキョウリュウジンお馴染みのしっぽが開いて背面にマウントされるだけでなく、トンボとパピヨンをマウントする新機構が追加されています。
↓↓上半身の可動域
10年の時を経て、近年通りの可動機構を備えています。今回のポイントは肩の付け根にあります。
キョウリュウジンは肩が非常に大きなロボになるので可動を仕込んでもあちこち干渉します。それを解消するために限られたコストで配置する貴重なパーツのうち、肩の付け根だけで4パーツ構成のジョイントにして、引き出し式にしています!
これによってパーツ同士の干渉を避け、腕の角度を肩から大きく可動することができます!
バトルシーザーロボなどで取り入れた機構をここでも活かしています。
腕自身もこの通り大きく上に上げることができます!
続いては下半身の可動域
ヒザから下は従来のカマキリ、ハチと同じなので割愛しています。
モモアーマー(ガブティラのお腹)やフロントスカート(ガブティラの前脚)が干渉しやすいデザインですが、十分脚を上げてヒザを曲げることができます。
開脚方向も非常に優秀です。
これらを駆使することで劇中のCGさながらのダイナミックなシーンも再現可能です!
さらに!劇中で見せたシュゴッドソードの"あの持ち方"も再現可能です!!
いやー、まさかあんな持ち方するなんて…非常に焦りました笑
これについてはガブティラ側で特にしたことはなく、単純に俺合体遊び用にゴッドトンボの剣先のデザインを3mmジョイントにアレンジしていたところたまたま大活躍したという過去のもろ太グッジョブ案件です(自画自賛)
先の肉抜き話に戻りますが、これらのシーンのように大きなシュゴッドソードを持つ関係上、ヒジの関節もできるだけ太くしましたし、ヒジからさき重量もできるだけ軽くしたかったので今回はこのようなアレンジにしています。
前述の通り、色分けは非常に優秀ながらも、さらにこだわりたい人向けに予約開始の商品画像には載っていない、追加のアップグレードシールも付属します!
まずは両肩の意匠、玩具では赤いまま・オリジナルは黒・劇中のキングキョウリュウジンでは黄色と、いろんなパターンが存在しますのですべて対応できるシール
続いて、背面の配色を補うシール
そして、しっぽのパーツ分割で完全には色分けできなかった箇所の配色再現補完シール
同じく、色分け配色を補完するツメのシール
最後に、小さすぎて省略した配色を補完できるモモのシール
これらのシールはお好みでご使用ください!
さて、キングキョウリュウジンとしてのご紹介は以上となりますが…前回のブログでも軽く匂わせた新生ガブティラの隠しモードについてご紹介いたします!
↓↓前回のブログ抜粋
隠しモードとは、ロボの腕を脚の前にしてモモアーマーの位置を付け替えることで…このような見た目に!
とても既視感がありますよね!
ここと…
ここも…
同じ形っぽいですよね…?
ということで、あくまで隠しモードとして当時品のミニプラをお持ちの方は新生キョウリュウジンも一応可能…かも!?
関節は全て新ガブティラに由来するのでフルアクションなキョウリュウジンを楽しむことができる…かも!?
かも!?…とは…こんなにも歯切れの悪い言い方をしなければいけないことが非常に申し訳ないと感じます。これには企業人としての限界がありまして、お伝えしなければならないことがあります…
このキョウリュウジンはあくまで隠しモード、非公式、俺合体、保証していない形態となります。
包み隠さずお話ししてしまうと、10年前の商品との連動性、品質を担保することが不可能だからです。10年という時は非常に長く、弊社で検査する検体を確保できなければ、強度などの試験検査結果に問題が発生した時は新ガブティラに原因があるのか、10年前のステゴドリケラの劣化に原因があるのか特定ができないためです。
一応合体機構は搭載して、ジョイントのピンのサイズを統一して、こうやって少し矛盾を感じる告知をするところまでがもろ太の限界です。申し訳ございません!
本商品はあくまでキングオージャーのミニプラ"シュゴッド合体シリーズ"ということで、本商品のセット内容で合体ロボが完結する仕様になっておりますのであくまで当時品をお持ちの方が少しやってみることができる程度の隠しモードとしてご理解いただけますと幸いです。
一応、足の位置も内側に少しずらすことができるのでプロポーションも違和感なく調整が可能です。足首の関節は固く仕上げる必要があるので位置調整の操作性のクリアランスを確保するために肉抜きをしています。
と言うことで、今回のレビューは以上です!新生ガブティラ、いかがでしたでしょうか?
実は今回最大限悩んで工夫した点としては「どこまでリメイクするか」です。今の設計技術を全力全開リメイクしてしまうと、限りなくSMPに近づいていってしまうのであくまでミニプラとして可動や価格、ピンのサイズや組み立て難度、安全基準やらその他もろもろ…どこまでやるか?その中でやり過ぎないようにする。と言うことを心がけていました。
いつかSMPが正式に商品化された時にそれも最大限魅力を感じていただけるように、そして当時品との互換性も持ってない方が損に感じないように最低限に留めています。それでも、色分けや可動、プロポーションなど負けないくらいに目一杯進化させていただきましたのでぜひこの機会にお手に取っていただけると嬉しいです!
ミニプラ シュゴッド合体シリーズPB キングキョウリュウジンは明日1/22(月)23時の予約締切です!
◆お知らせ
是非ともお手に取っていただけた際は商品アンケートにてご感想をお聞かせいただけますと幸いです。
アンケートはコチラのリンク、もしくは商品パッケージのQRコードから回答できます!
皆さんの熱い応援や激励、ご意見、ご感想、すべて拝見させていただいております!いつも貴重なお声をありがとうございます!
○ミニプラPB タランチュラアビス & キングコーカサスカブト オージャメタリックver & ガーディアンウエポンズ、好評予約受付中!
目指せ、黒金ゴッドキングオージャー!ということでかつてない超豪華セット!ぜひお見逃しなく!
さてさて。
色々開発裏話的なことも書かせていただきましたが「ステゴドリケラも欲しかった」と言うお声もちゃんともろ太に届いております。
まだ本当に、本当に本決まりしていませんが…もし上手くいけばまたみなさまに続報をお届けできる…かも!?ということで!また次回のレビューでお会いしましょう!(というかこの後12時からネジレンジャーのブログ公開いたします!)
ガブリンチョ!
担当:もろ太
(C)テレビ朝日・東映AG・東映