みなさま、こんにちは!
スーパー戦隊食玩担当のもろ太です!
本日は6/21(月)発売の
ミニプラ 全界合体シリーズ03 界賊合体 ツーカイオーのレビューをお届けします!
それでは早速レビュー開始です!
※画像はすべて開発中のものです。
※価格はすべてメーカー希望小売価格です。
※一部、撮影用に別売りの商品、台座や支柱を使用しています。
◆6/21(月)発売予定
ミニプラ 全界合体シリーズ03
界賊合体 ツーカイオー
各360円(税込396円)
◆パッケージ
今回のロボは2モード合体!ということで
パッケージもそれぞれのロボの雰囲気に合わせて
①②、③④で2種類のデザインで作成しました!
◆セット版パッケージ
本弾はインターネットやホビー店を中心に発売する全種セット版も同時発売いたします!
ミニプラ 全界合体シリーズがセット版を販売するのはこの03が最後です。
後続弾は単品版のみ発売予定です。(以上お知らせでした。)
◆ラインナップ(全4種)
①②③でクロコダイオーが完成します。
④はツーカイカッタナーとツーカイリッキーの2体が1箱で完成します!
①クロコダイオーA
②クロコダイオーB
③クロコダイオーC
④ツーカイカッタナー&ツーカイリッキー
◆①+②+③ クロコダイオー(完成)
大きなワニの顔がついた宇宙戦艦がモチーフとなっています。
↓正面上からの構図
右半身が金、左半身が銀とゼンカイオー同様に左右の色分けがはっきりしているデザインです。
◆④ツーカイカッタナー&ツーカイリッキー(完成)
やっぱりこの二人は一緒にいないと!ということで1箱に2体分入れました!
SDロボがミニプラで更に小さくSDになっていて超SDロボ、という感じになっています!
○SDロボの可動域
※撮影のため、一部パーツを外して撮影しています。
小さいながらもボールジョイントや軸を利用して可動はそれなりに仕込むことができました。
肩はボールジョイントなので少しだけですが、腕の向きに表情をつけることができます。
さてそれでは、界賊合体!!・・・の前に!
今回、母艦となるクロコダイオーはここからさらに3つのモードに分離・変形します!
それがこちらです。
◆戦闘機モード:クロスカイオー
◆バイクモード:クローリングオー
クロスカイオーは劇中でもカッタナーが乗り込んで活躍していましたね。
ワニの顔による強烈なインパクトと弾丸のようなフォルムが特徴ですが
しっかり尾翼やバーニアの造形もあり、しっかりと戦闘機しています。(語彙力)
クローリングオーはクロコダイオーの下側部分が分離してバイクになります。
ただ分離するだけでなく、リッキーのガトリングパーツをバイクにマウントしているところがミソです。
バイクは2つの車輪でコロガシ遊びができるだけでなく、
玩具同様、スタンドパーツを展開できるのでしっかり立ててディスプレイすることができます!
勇動とのサイズ差はこんな感じです!
ゼンカイザーはリッキーと仲良く乗ってるのにジュランはデカいのでコクピットを占領して重くて飛べず、乗れないカッタナーが怒っている。という妄想です。(早口)
劇中ではゼンカイザーが巨大化できませんのでこんな光景は見られませんが
勇動の可動域を駆使すればこんな生き生きしたIFシーンも再現可能です!
という訳で勇動、絶賛発売中です!!!
◆砲台モード:クロコダイバズーカ
母艦モードから一気にダイナミックな形態にモードチェンジしました!
カッタナーとリッキーの武器をワニの口にマウントして必殺技炸裂!!
さて、お待たせしました!
いよいよ・・・界賊合体!!!
↓2モード同時に合体シーンをお届けします。
※頭部は最後に付替えます。
完成!ツーカイオーカッタナー!
そして、完成!ツーカイオーリッキー!
今回も4箱でロボ完成で集めやすい構成にしております。
◆可動
※撮影のため、一部パーツを外して撮影しています。
○腕の可動域
↓SDロボ側の腕
SDロボサイドはSDロボ可動や変形可動の他、肩の展開やロール軸を入れて従来のミニプラ同等の可動域を確保しています。
↓ワニ側の腕(ツーカイオーカッタナー)
カッタナー状態ではヒジ、手首も可動し大きな肩があるにもかかわらず柔軟にアクションができます。
さらに、ミニプラ1弾の「ゼンカイオー ジュラガオーン」の⑤拡張パーツセットを使用すれば平手に換装可能です。
↓ワニ側の腕(ツーカイオーリッキー)
ワニの状態では肩の展開と軸可動のみですが、このワニ自体にインパクトが強いので思ってるより気にならないと思います。
○脚の可動
ここで設計難所ポイントをご紹介します。
今回のツーカイオーは言ってしまえば9割、クロコダイオーの変形です。
合体機構が無い分、可動機構を備えるのはそんなに苦はないのかと思っていたのですが
母艦からロボへの変形機構の可動方向と曲げたいヒザの可動方向が90度逆向きだったので
実は、どこにヒザ可動軸を設けるかが最大の難所として立はだかりました。
(ゼンカイオーでも同じ問題にぶつかっていましたが、ゼンカイオーでは全変形箇所が難所だったので特にピックアップしていませんでした笑)
最初の試作でのヒザ可動はこんな感じでした。
ゼンカイオーと同じような位置に設けた場合、こうなります。
ツーカイオーは腰がすっきりした箱型なので脚の可動が映えるプロポーションをしています。
その長所がゆえに、ここでヒザを曲げてしまうとスキマが大きく生まれてしまい、足が途中で折れてるような外見になってしまいました。
ということで関節の位置を調整しながら、何度か機構試作(設計やり直し)を重ねて、最終版の可動域はこんな感じです!
↓脚の横可動域
変形機構の恩恵もあり、かなり開きます!
↓脚の前後可動域
↓ヒザの可動域
本来のヒザの位置であろう車輪の位置にダイナミックなヒザ可動を設けました。
変形都合の肉抜きと相まって、局所的にみると可動時は少し見た目に違和感があるかと思いますが
全体では人体の自然な位置にヒザを設けることができたのでアクションポーズが大胆に可動しつつ、カッコよく決まります!
◆変形合体について
今回の変形合体プロセスではいくつかミニプラ独自の解釈を入れています。
○SDロボの飲み込み合体
玩具ではバネ機構を取り入れてワニの口からSDロボが「ガシャコッ!」「胸のプレートバーン!」と何度も遊びたくなるダイナミックがギミックが搭載されていますが
ミニプラでは、プラキットとしての組み立て機構、強度の観点からオミットしています。
できる限りの再現として、SDロボが飲み込まれる「直前」まではディスプレイできるようにしてあります。
この機構にしたおかげで肩の展開可動と軸可動を設けることができています。
○合体用頭部
合体用の頭部はSDロボの頭部変形ではなく、別パーツによる付替えです。
ミニプラのサイズで再現が難しい、というのももちろんありますが
「SDロボとしてのまとまりの良さ」「合体状態でのバランス」を考慮した結果の仕様です。
↓変形機構が入るとカッタナーの眼と口の間に大きな段差が生まれてしまいます。
SDロボ頭部と比較して合体用の頭部は若干大きめで、首はボールジョイントになっています!
変形や組み立て都合で生まれる肉抜き部分の一部を各モードで正面に持って行かないようにすることもできました。
特にカッタナーとリッキーは勇動での商品化の予定はない(言っちゃう)ので
ミニプラでできるだけSDロボの完成度を上げておきたかったこともあります。
○ツーカイオーリッキーの「拳」
ツーカイオーのワニの頭ですが、ツーカイオー状態でのプロポーションを重視して
ワニの頭を少し小さく、腕を長く作ってあります。
その影響で、ツーカイオーリッキーの時、「拳」が収納できず余ります。
この拳は腰の後ろ、もしくは肩の付け根にマウントすることができます。
肩の中へのマウントは変形機構都合で見えてしまう空間を軽減することができます。
以上です!(多分)
ミニプラを待っていただいている皆さまには
補足として本ブログではきちんとご紹介させていただきました。
そんな苦労とアレンジの詰まったツーカイオー、是非お手に取っていただければと思います!
合体前にSD同士で眼が合うのもミニプラだからこそのシーン!笑
※ツーカイオーを2セット使用した俺合体を駆使すれば、劇中のヒジ曲げのワニができる・・・かも!?(あくまで俺合体なので無理に取り付けず、自己責任でお楽しみください)
※ツーカイオーを2セット使用した俺合体です。自己責任で(以下略)
今回のレビューは以上です!
ミニプラ 全界合体シリーズ03 界賊合体 ツーカイオーは6/21(月)発売予定です!
是非、発売済のミニプラシリーズと合わせてよろしくお願いいたします!
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勇動2、絶賛開発進行中!!
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担当:もろ太
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