こんにちは! スーパー戦隊の食玩担当・N岸です。
先週日曜、ついに「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」が放送開始を迎えました!
第1話では、とにかくルパンレンジャーが大活躍! 撃って撃って撃ちまくる激しいバトルシーン、そしてミステリアスでカッコイイ変身シーンと、快盗の魅力がこれでもかと描かれました。対するパトレンジャーはいったい何を見せてくれるのか、第2話が非常に楽しみなスタートでした!
第2話の翌日の2/19には、食玩売場で「SG VSビークルlite」が登場! 玩具のDX VSチェンジャーにセットして、変身遊びができるアイテムです。
くわしくはこちらの記事に書いていますので、未読の方はぜひご一読ください!
ちなみに、現在Youtubeでは「VSチェンジャー」での変身ポーズがマスターできる「変身講座」が公開中。しかもなんと、ルパンレッドver.とパトレン1号ver.の2本立てです!
こちらもあわせてチェックしていただき、VSチェンジャーとSG VSビークルliteで快盗チェンジ&警察チェンジしてみてくださいね!
さて、今回の事件簿は、ミニプラの第1弾「ルパンカイザー」のレビュー(前編)です! 今年のミニプラでも、いろいろと例年にないチャレンジをしているので、前後編でじっくりお伝えします!
■そもそもミニプラとは?
そもそもミニプラという食玩をご存じない方のために、簡単な紹介を。ミニプラは、一言で言えば「お菓子売場で展開しているプラモデルキット」。
今作では、ヒーローたちが変身や戦闘につかう「VSビークル」を、ロボへの変形合体を再現してプラモデル化します。
「プラモデル」と聞くと
工具が必要なんでしょ?ニッパーとか、やすりとか…
組み立てに時間がかかるんでしょ?
色を塗ったりしないとショボい見た目なんでしょ?
…と煩雑そうなイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、心配ご無用です!
まず、工具は一切不要。手でパチッとパーツが外すことができ、外した部分の跡も目立ちにくいです。これはタッチゲートという、工場での精度が要求される技術です。
組み立てもとてもお手軽。パッケージの裏に組み立て方が書かれていて、この1枚の説明どおりに組めば完成です。
そして、完成品は非常にカラフルで、かつカッコイイ。まず、プラスチックの色がこまかく分けられているので、ただ組み立てるだけでもこのレベルになります。
コクピットやロボの顔など、ポイントとなる場所にメタリックシールを貼ることで完成です!
プラキットならではの高い可動性があり、さまざまなポーズをとらせることができます!
以上をまとめると「ミニプラ = 工具不要で、手軽によく動くロボが完成する食玩」と思っていただければ!
さらに言うと、近年のミニプラシリーズでは、番組登場する主なロボを残さずミニプラ化するというところも特長です。前作の宇宙戦隊キュウレンジャーでも、2月のキュウレンオーから11月のコジシボイジャーに至るまで、すべてを組み合わせて遊べる共通規格でミニプラ化しました。
今作でも、続々と登場予定のVSビークルを、しっかり変形・合体できるようミニプラ化していくので、ぜひこの第1弾から逃さずゲットしていただければと思います!
では早速、最新弾「ルパンカイザー」を細かく見ていきましょう!
■パッケージ
サーチライトが光る夜の街にそびえ立つルパンカイザーが目印です。デザインは、予告やスペシャル動画で流れた「夜の街を飛ぶグッドストライカー」のイメージです!
価格は各350円。全5種を集めることでルパンカイザーが完成します。昨年のキュウレンジャーのロボ・キュウレンオーは全6種(=計2100円)で完成でしたので、よりお求めやすくなりました。
■各VSビークル個別レビュー
1.レッドダイヤルファイター
赤と黒の2枚のランナー+シールで完成します。
前部が開き、攻撃の発射口が現れる「アタックモード」にもなります。ダイヤルを回すと、内部のパーツが一緒に回るギミックももちろん再現しています。
2.ブルーダイヤルファイター
青とシルバーのランナー+シールで完成します。
今回、ブルーダイヤルファイターとイエローダイヤルファイターの2機のグレーの部分には、メタリック感のあるプラ素材を使用しています。
昨年、メタリックカラーのミニプラ特別弾「グリスターインジェクションver.」を商品化した際は、通常のグレーがシルバーになったことで、ロボの雰囲気を段違いにメカっぽくできました。ですので、今回は通常版のルパンカイザーで、ロボの腕になるこの2機のみではありますが、グレーのメタリック化を実現いたしました!
写真ではわかりづらいかもしれませんが、左のプラ素材がグレー、右のプラ素材がシルバーです。 重厚感が違います!
ちなみに、ブルーダイヤルファイターのアタックモードももちろん再現可能です。ガトリングを前に向けて一斉掃射!!
※本商品にスタンドは付属しません。
ミニプラならではの工夫として、背面に3mmの穴をあけてあります。市販のスタンドなどにセットして、飛んでいるようにディスプレイできます。
3.イエローダイヤルファイター
黄色とシルバーのランナー+シールで完成します。
アタックモードももちろん再現可能で、背面にはブルーダイヤルファイター同様、ディスプレイ用の嵌合穴があります!
丸いノコギリ状の武装部分は、左右のどちらから見ても肉抜きではない、2パーツ構成! どの角度から見ても様になります。
ルパンカイザーがノコギリを手前に構えたポーズをとらせたときに力強さが出るよう、こだわってみました。
ちなみに、この3には、下のようなボーナスパーツが付属しています。
これは何かといいますと、このパーツを使用することで、3月下旬発売の食玩「ハイパーアイテムズ」のVSチェンジャーに、1~3のダイヤルファイターをセットすることができるのです! 下の画像はイエローダイヤルファイター×VSチェンジャー。
ミニプラのプロポーションはあくまでも崩さず、一方で子どもが振り回した時にケガをしない安全な固定を実現するため、試行錯誤を繰り返してこのような仕様となりました!
実は、今回のミニプラで一番困難だったのがこの「武器との連動」でして、個人的には「プロ〇ェクトX」に出られるのでは…?くらいの苦労がありました。積もる話は「ハイパーアイテムズ」の紹介記事の際に、開発秘話としてつぶやければと思うので、今日のところは「ミニプラも、食玩版VSチェンジャーにちゃんとつけられるぞ!」というところだけ知っていただければ!
4.グッドストライカーA
黒とダークグレーのランナー+シールで完成。似たような色ですが、2枚の色はしっかり変えています。
グッドストライカーはサイズが大きいので、AとBの2個に分割しています。それぞれでひとまとまりのパーツ(グッドストライカーの前半分と後半分)が完成するので、ストレスなく組み立てられると思います!
5.グッドストライカーB
黒とグレーと赤、4枚のランナー+シールで完成。今回のラインナップの中では随一のボリュームで、箱はパンパンです。
AとBを合わせると、グッドストライカーが完成! レッドダイヤルファイターと並べると、その大きさが際立ちます。
翼と機首部分を変形させることで、トリガーマシンモードにも変形します!
ちなみに、4にはグッドストライカーを食玩版VSチェンジャーにつけるためのボーナスパーツが付属しています。
レッドダイヤルファイターの数倍の質量があるグッドストライカーですが、しっかり連動させました! VSチェンジャー合体時の全長は約190mm。食玩とは思えないボリュームになります!
4台のVSビークルが完成したところで、今回の事件簿は一旦ここまで。ルパンカイザーへの「快盗ガッタイム!」は次回更新いたします!
最後に、戦隊食玩では、2月~4月に発売予定のアイテムの全貌がわかる紹介動画を作成しました! ぜひチェックしてみてください!
―予告状 2~4月アイテムー
担当:N岸
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