みなさま、こんにちは!
スーパー戦隊食玩担当のもろ太です!
今回は満を持して、明日5/24(月)発売の
「機界戦隊ゼンカイジャー 勇動」のレビューをお届けします!
玩具売場等で3月から絶賛発売中のチェンジヒーローズを既にお持ちの方もいらっしゃると思いますが
勇動もまた一味違った魅力がありますので
是非、このブログを見て興味を持っていただけると嬉しいです!
それでは早速まいりましょう!
※画像はすべて開発中のものです。
※価格はすべてメーカー希望小売価格です。
※一部、撮影用に別売りの商品、台座や支柱を使用しています。
◆5/24(月)発売予定
機界戦隊ゼンカイジャー 勇動
各450円(税込495円)
◆パッケージ
各ヒーローの基調色を活かし、戦隊らしくカラフルなデザインとなっております!
2箱で完成するラインナップは箱をつなげると1つのデザインに見えるようにデザインしています。
背面のパッケージは横長にデザインすることで
ゼンカイジャー5人をできるだけ大きく見えるよう工夫しています。
◆ラインナップ(全9種)
今回の勇動はシリーズ最多となる全9種の構成となっています。
②③でゼンカイジュラン、④⑤でゼンカイガオーン、⑥⑦でゼンカイブルーンが完成します。
勇動の良さに「1箱で1ヒーロー完成!」ということがあげられますが
今回のキカイノイドたちはすごいボリュームになのでこの3体は2箱完成とさせていただいております。
前作と比べてパッケージも分厚くなっています。
①のゼンカイザー、⑧のゼンカイマジーヌは1箱完成で今までのシリーズの良さも
できる限り可能な形で商品化しています。
それでは各ヒーローを紹介します!
※⑨アイテムパーツセットも使用して撮影しております。
◆ゼンカイザー
秘密のパワー!
ゼンカイザー!
◆ゼンカイジュラン
恐竜パワー!
ゼンカイジュラン!
◆ゼンカイガオーン
百獣パワー!
ゼンカイガオーン!
◆ゼンカイマジーヌ
魔法パワー!
ゼンカイマジーヌ!
◆ゼンカイブルーン
轟轟パワー!
ゼンカイブルーン!
機界戦隊!!!
ゼンカイジャー!!!
各メンバーのポーズもバッチリ決められます!
勇動は開発試作を各ゼンカイジャー関連ブログでちょくちょくお見せしてきましたので
今回は、“こだわりポイント”としてどういう意図で造形してるか、開発当時大変だったことなどを踏まえてご紹介させていただければと思います。
◆こだわりポイント① 彩色増加
キラメイジャーでは彩色4箇所に対して
ゼンカイザーは彩色を7箇所に増やしました!
そもそもゼンカイザーは色数も多く、シールの量自体は多いです。
ただ、ヒーローが最大限魅力的になるようコストを切り詰めてできるだけ彩色にコストを回しました。
彩色数自体は各ラインナップによって違いはありますが、
商品全体では前作勇動キラメイジャーより間違いなく塗っています!
◆こだわりポイント② 造形
従来の勇動では「男性ボディ」「女性ボディ」で造形は統一して
頭部の個別造形以外は成形色の色替えで再現していました。
(金型流用や打ち替え、と言ったりします。)
《イメージ》
※ものすごく単純な図解です。 実際はもう少し複雑で異なりますがあくまで説明用のイメージです。
今回のゼンカイジャーは全キャラ造形が全く異なるので
大雑把に言うと今まで2種類の金型で5体を表現していた時と異なり、
5種類の金型で5体をそれぞれ表現する必要があり、単純計算で金型のコストが2.5倍になりました。(白目)
《イメージ》
※ものすごく単…(以下略)
ゼンカイジュランやゼンカイガオーンは
一部の造形は色替えすれば1種類の金型で再現できなくもなかったのですが
可能な限り、個別に造形を再現しています!
肩や腹部、下半身の造形も基本的にはほぼ個別の造形です。
このように細かいところでそれぞれの造形を再現することで
キャラクターごとの細かい設定の違いを勇動でも表現しています。
ゼンカイザーのヒザやヒジも装動仮面ライダーセイバーシリーズの設計から
引き継いで滑らかな造形にして改修しています。
◆こだわりポイント③ 色分け
従来の勇動では生産効率を優先して「金型1型に1キャラ」でパーツを配置して、
パーツを成形した後、1体ずつ組立て・・・というような形で生産していましたが
ゼンカイジャーではキャラクターごとに使用されている色数が多く、
いつも1色成形で彩色とシールで表現している勇動には再現に限界がありました。
《イメージ》
※ものすごく単…(以下略)
先にお伝えした通り、キャラごとに個別に造形しなければならないのであれば、
いっそ従来の1型1キャラ、という作り方を捨て、生産効率が下がっても
できる限り体のパーツごとに成形色を使い分けて、ヒーローのカラーリングを再現する道をとりました。
《イメージ》
※も(以下略)
通常ならざっくり1体1色…でしたがキカイノイドは2色~3色の成形色を使い分けてキャラクターを再現しています。
マジーヌの腕は当初ピンク色の成形色の予定でしたが、
最後の最後まで生産メーカーさんに交渉してなんとかシルバー成形色の金型にパーツを配置することができました。
◆こだわりポイント④ セット内容の改修
今までのシリーズでは「ヒーロー」と「武器」「手首」が別々にラインナップされていました。
※アイテムパーツセットの武器が人数分無い、といったことも反省点としてありました。
気軽に「勇動を1個試し買いしてみたい!」という人にとっては
武器がついていなく、大いに遊びきれていなかったと思います。
加えて、今回はボリュームの関係でジュラン、ガオーン、ブルーンは2箱完成になっている為、購入のハードルが従来に比べて上がってしまいました。
ですので今回は1箱完成の①ゼンカイザー⑧ゼンカイマジーヌにはあらかじめ武器の「ギアトリンガー」が付属!
2箱完成の②③ゼンカイジュラン、④⑤ゼンカイガオーン、⑥⑦ゼンカイブルーンには
完成時に武器「ギアトリンガー」と「平手」が付属するようにセット内容を改修しました!
これによって、各ヒーロー最低限の完成数で遊びを再現することがき、
「ギアトリンガー」が全員分揃います!
ダァーイゼンカイィ!!
◆こだわりポイント⑤ プロポーション
◆こだわりポイント⑦ 可動
この2つはいっぺんにご紹介します。
今回の勇動に収録されるキカイノイドたちは「機界モード」への変形をオミットしています。
これはチェンジヒーローズとの商材のバッティングを避ける為が主目的ではなく、
“勇”ましく“動”く「勇動」のブランドコンセプトを全力全開で再現することを主目的としているからです。
↓肩のプレートも軸で可動するので…
腕を上げる時に邪魔にならないようにプレートを避けることができます。
下半身もこのボリュームにも関わらず、ダイゼンカイ可能です。
「いくよージュラン!」「ちょ、まてよ!」
こんな劇中に出てきそうなコミカルで生き生きとしたポージングも可能です!
「私掃除は得意なんです!!」
本商品では、キカイノイドたちもロボットならではのボリューム(メカメカしさ)を残しつつ、
勇動のスタイリッシュなゼンカイザーのプロポーションにマッチするようにアレンジしています。
◆こだわりポイント⑧ アイテムパーツセット
「⑨アイテムパーツセット」は各キャラクターの成形色で再現しています!
ガオーンクローのツメのシルバーは彩色しています!
設定画やプロップを見ながら大きさや形状などを見ながら
こちらも勇動のプロポーションに合わせて少しアレンジしています。
ゼンカイガオーンには左肩アーマー、両腕側面、拳の穴に合わせて
好きな箇所にガオーンクローをマウントすることができます。
マジーヌスティックは“杖”であったり“箒”であったり役割が多彩なので
持たせるピンを3か所設けています。
「ぬぬぬマジーヌ!」
ブルーンピッカーやジュランシールドはミニプラに付属している者より若干、大きく作っています。
◆余談:ミニプラとの連動について
あくまで“俺合体”の範疇で
すこし不格好ですがミニプラの上半身に勇動の下半身を取り付けることはできます。
ミニプラから一部のパーツを外したり、完全にピンがはまっていなかったりします。
こちらもミニプラ上半身、勇動下半身での俺合体
機界変形!!
この2体はミニプラの拡張パーツの胴可動プレートが中継役になっています。
あくまで“俺合体”で、正確には「非対応」です。
これはミニプラ、勇動どちらかに合わせてどちらかの設計を“最適”からずらすと本末転倒になってしまうからです。
パーツをつけたり外したりして組み立てキットであるミニプラならではの連携という感じです。
ミニプラ、勇動どちらも集めてくださっている方は武器を交換してみたり、色々試してみて下さい!
※無理に取り付けたりせず、ご自身の責任の範囲でお楽しみいただければと思います!
という訳で、 今回のレビューは以上です!
こだわりポイントがたくさん詰まった勇動は
1箱450円(税込495円)!
2箱完成のラインナップでも900円(税込み990円)で手に入ります!
明日5月24日(月)発売ですので是非お手に取っていただけると嬉しいです。
◆お知らせ◆
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ご回答いただいたアンケートはすべて拝見させていただいております。
熱い応援や今回のシリーズに関する正直な感想や、時には厳しいご意見もしっかり身に刻ませていただいております!
今後の販売方法、方向性、仕様等も参考にさせていただいております。
是非ともお手に取っていただけた際は商品アンケートにてご感想をお聞かせいただけますと幸いです。
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それではみなさんまたお会いしましょう!
全力、全開!!
担当:もろ太
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