『スーパーミニプラ/「スパイダーマン」東映TVシリーズ レオパルドン』の発売にむせび泣く男・スパイダーマン!
※興奮のあまりテンションが上がり過ぎました。
みなさんこんにちは!スーパーミニプラ担当のYです。
今回は先日の発表以来話題を呼んでいる「スーパーミニプラ/「スパイダーマン」東映TVシリーズ レオパルドン」の詳しい仕様をお伝えしていきます!
※発表の際から正式商品名称を更新いたしました。ご了承いただけますと幸いです。
すでにコレクターズ事業部やアパレル事業部から様々な商品が発表されていますが、キャンディ事業部では真っ先に商品化となるのがこの「スーパーミニプラ/「スパイダーマン」東映TVシリーズ レオパルドン」となります。
ご存知の通りスーパーミニプラではDX玩具への多大なリスペクトのもと歴代戦隊ロボを商品化し続けており、その先祖※と言えるレオパルドンはいつか挑戦したい、いやしなければならない…!という使命感すら感じる存在として、常に商品化の機会を伺っておりました。
※ご存知の方も多いと思いますが、『「スパイダーマン」東映TVシリーズ』放送当時に発売された「DX超合金 レオパルドン」のヒットによってスーパー戦隊シリーズにもロボが登場し、主力商品になっていった…という経緯があります。「巨大な敵怪人の登場」「ヒーローが乗り込むロボ」という設定についても、功績は計り知れないものがあります!
そんなあまりに偉大な存在であるレオパルドン。
DX玩具の歴史において極めて重要な位置を占めながらも、特殊な成り立ちを持つ作品ゆえに過去資料を漁りながら丁寧に作り込んでいきました。
自信作と言える仕上がりになっていますので、ぜひお手に取っていただければ幸いです。
それでは紹介スタートです!
※一部サフ状態の成形品を除き、画像は全てCGです。
●マーベラー
「マーベラー!!」の叫びと共にスパイダーマンが呼び出す宇宙戦闘艦。
スパイダー星人の遺産という強引なまでの説得力が素敵ですね。
劇中使用されたミニチュアとDX玩具では表面のディテールに少々差異があるのですが、スーパーミニプラではDX玩具のハイディテールな造形を踏襲しています。
ディスプレイ用の台座が付属。飛行中のイメージで飾れるようになっています。
なお付属の取扱説明書は番組に沿って、きちんとマーベラー状態から組み立ててレオパルドンに変形させる、という構成になっています。
こちらも鋭意進行中ですので、ご期待ください!
さらに、極小サイズの「スパイダーマシンGP-7」が付属!
設定通りマーベラーの艦橋に収納する事ができ、付属のエフェクトパーツを使用すれば乗り込むシーンの再現も可能となっています!
●変形
シンプルかつ極めて洗練された美しい変形システムを持つレオパルドン。
この変形システムを踏襲しつつ、スーパーミニプラではレオパルドン状態での形状および可動との両立を図るため、腕の変形を一部アレンジする形をとりました。
詳しくは以下をご覧ください。
脚の尾翼をしまい、マーベラーの艦橋を開きます。
レオパルドンの頭部〜胸部を前に倒します。
ここまではDX玩具と同一の変形です。
肩アーマー裏面を横に開き、上腕裏面〜前腕を回転させます。
腕を上げきった所で肩アーマー裏面を閉じ、拳を取り付けて腕の変形完了です。
※画像では肩アーマー裏面を取り外していますが、実際の商品では修正されますのでご安心を…!
マーベラーの状態では拳をスネ裏に収納できるようになっています。
ここは変形をアレンジした分、余剰が出ないように配慮したポイントです。
最後に太ももとスネのカバーを下ろして、変形完了。
レオパルドンの完成です!
以上が一連の変形となります。
既存の変形システムをアレンジすることにも悩みましたが、すでに十分な形で変形を再現した素晴らしい商品が存在する中で「スーパーミニプラとして優先すべき点」を考慮し、今回はこの手法を選択いたしました。
可動と変形の両立はいつも頭を悩ませる部分ではあるのですが、動かして遊んでいただいた時にはきっと効果を実感できるようになっていますので、ご理解いただけると幸いです。
●レオパルドン
全高は約15cmで、歴代のスーパーミニプラの1号ロボとほぼ同サイズになります。
レオパルドンのスーツは頭身の高いプロポーションやくびれたウエスト、立体的な形状の拳など、数十年も前のものとは思えないほど優れたものとなっていました。
スーパーミニプラではそのイメージを最大限尊重しつつ、肩や上腕の形状・ディテールなどには過去商品のフィードバックを取り入れています。
さらに重量感を出すべく脚全体をやや太めに、ハの字立ちが決まるよう両脚の間隔を広めに取るなどの細かな調整を加え、最終的なプロポーションを決定しています。
結果として太過ぎず細過ぎず、かつアクションポーズもカッコよく決まる形状に着地できたかと思います。
●可動
変形の項目でもご説明した通り、今回レオパルドンを商品化するにあたって「スーパーミニプラとしてやるべき事は何か?」を考えた時に、真っ先に上げたのが可動でした。
スーパーミニプラ スーパー戦隊シリーズをお買い上げいただいている皆様には説明不要かと思いますが、スーパーミニプラでは変形合体の再現に加えて「可動」という部分を重視して開発を行っています。
特にレオパルドンは放送当時から合金製の玩具が主だった事もあり、手頃なサイズで気兼ねなく動かして遊べる商品が意外と無かったのでは…?という思いがありましたので、そこに答えられるものを目指して開発を進めました。
ズッシリとした合金の重量感とは異なる「とにかくガシガシ動かして遊べる」方向性を追求していますので、組み立てた後も手に持ってガシガシ遊んでいただけると嬉しいです!
腕部は肩の跳ね上げ、上腕の回転が可能になっています。
ソードビッカーを大きく振りかぶるポーズもバッチリ決まります!
腰はそのままだと固定されてしまうのですが、マーベラーの艦橋をロックしている部分を取り外すことで…
前屈や腰の回転が可能に。
胴体部のジョイントも活きるようになるので、可動範囲が一気に広がります!
股関節は戦隊ロボでおなじみの引き出し式。
直角以上の角度まで脚を蹴り上げることができます。
胴体の可動と合わせれば、腹筋や…
かかと落としの体勢まで持っていくことが可能です!
今回特にご注目いただきたいのが膝の可動。
スネ側の膝裏パネルを後ろに倒すことで、ジョイントが露出します。
太もも側との二重関節により、膝立ちも余裕です!
横方向への開脚もご覧の通り。
足首の可動も優秀です。
●オプションパーツ
説明不要の瞬殺装備・ソードビッカーと、本編では未使用だったスパイダープロテクターが付属させています。
ちなみにソードビッカーの柄は取り外してスネ横に取り付けることができるようにして、取り出すシーンを再現できます!
ソードビッカーを投擲するシーンのほか、頭部から発射するアークターン、両手のアームロケット発射を再現できるエフェクトパーツが付属。
レオパルドンは遠距離武器が豊富かつ過去商品でも発射ギミックが印象的でしたので、なんとかそのイメージを取り入れたい…!ということで付属を決めました。
イメージを膨らませて遊んでいただけると嬉しいです!
CGだと違いがわかりにくいのですが、胸部のパネルは蜘蛛の巣がモールドで再現されたパーツと、タンポ印刷で再現予定のパーツ(表面はモールド無しで平坦)で選択式になっています。
お好みの方を選んでお使いいただければと思います。
オプションパーツ一式は台座の裏側に収納できますので、遊ばない時でも紛失の心配がありません。
以上、「スーパーミニプラ/「スパイダーマン」東映TVシリーズ レオパルドン」の仕様紹介でした!
およそ40年の時を超え、商品化に至ったレオパルドン。
『「スパイダーマン」東映TVシリーズ』のフラッグシップアイテムともいえるレオパルドンの商品化はスーパーミニプラチームとしても念願叶ってのチャレンジであり、これまで培ってきたノウハウを惜しみなく注ぎ込みました。
この反響次第ではキャンディ事業部からスーパーミニプラ以外のシリーズでも商品化を…!と目論んでおりますので、ぜひとも応援のほど、何卒よろしくお願いいたしします!
© 2020 MARVEL
Spider-Man, Leopardon: Based on original 1978 Spider-Man TV Series created by TOEI Company, Ltd.