もうすぐハロウィン!
いつの間にか日本でもハロウィンが根付いて、毎年盛り上がりが増しているのは、子ども達の仮装がかわいいのはもちろんですが、日本人の大人が「おおっぴらにコスプレしていい日」と認識しはじめたからなんじゃないかと密かに思っている担当Cです。大人の本気ハロウィン、一度やってみたらハマるのかもしれませんねー。と時事ネタを一盛りしたところで本題に入ります。
先月末に遂に発売となったSHODO-X!お楽しみいただけているでしょうか?私自身も、サイクロン号の横にライダーを立たせてニンマリする日々です。
さあ、今回は12月に発売予定のSHODO-X第2弾を塗装試作にて紹介していきます。
まず最初は、平成1期4作目「仮面ライダー555」から主役である仮面ライダーファイズです。独特のちょっとムッチリしたフォルムを再現しています。
ベルト横のファイズポインターとファイズショットは取り外しが出来るんです!そして何とファイズフォンも脱着可能です。
ポインターはそのまま右足のエナジーホルスターに取り付けられます。
※ファイズショット(使用時)、フォンブラスターは拡張セットに付属しています。
久しぶりに開発過程も公開します。
前担当がクウガの開発時、このサイズで似せることの難しさについて語っていましたが今回のファイズも番組内のイメージに近づけるのが相当難しく苦労しました。特に頭部の丸み具合とアルティメットファインダーとのバランスが難しかったです。胸部のボリュームアップや各パーツのバランス変更が開発スタッフにより細かく依頼されています。
続いて、同じく555から、メインフォームより人気があるかもしれない中間フォーム仮面ライダーファイズアクセルフォームをラインナップ。展開したフルメタルラングと内部メカがメカニック感をよりアップしていますね。造形的には、胸部と左前腕以外はノーマルファイズと共通なので拡張セットの武器類も装着可能です。
そして!ファイズの乗用マシンであり、寡黙な相棒とも言えるオートバジンです。オートバジンA-Side、B-Sideの2つの商品でビークルモードが完成します。企画当初は大人の事情で変形させないバイク形態オンリーでしたが、開発スタッフからの猛プッシュもありバトルモードへの変形を採用しました。
オートバジンバトルモード(上)と今弾の拡張セットの内容(下)です。
変形機構が入るとバイクの見栄えが犠牲になる部分多いため、その他諸々な事情も考慮して差し替え変形の採用となりました。
※変形には、オートバジンビークルモードの他に拡張セットが必要となります。
上の画像の向かって左がバトルモード時に余剰となるビークルモード専用パーツです。差し替え方式を選択したことによりバトルモードの見栄えと可動がアップしました。
番組当初の巧の雑な扱いに文句も言わず、ただひたすら助けに現れるバトルモードの姿は健気でしたね~。そんな可愛いバジンたんの最終回や劇場版での最期は号泣モノです。バトルモードのフォルムは、差し替え変形とは言えビークルモードとの共有部分も多く劇中バランスを完全再現!と言うわけにはいかなかったのでスタイリッシュに頭部小さめです。開発過程では、バイクとしてのバランスを中心に修正依頼しています。
最後は、平成1期10作目「仮面ライダーディケイド」より仮面ライダーディエンドです。股関節スイングの無い、SHODOVS仕様での商品化となります。
SHODO VSで発売済みのディケイド&クウガと並ばせると一気にディケイドの世界に!さらにディエンド単体でも、ディケイド同様に万能キャラとして他のライダーと絡ませられます。初期稿では、胸部と肩のスリットの角度や間隔の修正依頼が多く出ています。
以上がSHODO-X第2弾の内容となります。今弾は、『乗る』に加えて『変形』という要素が加わりました。バイクとの連動だけで留まらないシリーズになるよう色々目論見中です。今後とも、応援よろしくお願いします。
今回のアソートですが、1BOX 全6種 10個入りで、アクセルフォームとディエンドが各1、その他が各2の予定です。
おっと~!ここでその目論見会議の極秘資料の画像が~!!
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ネタバレ注意!
ん~??丸分かりなものと何だか分からないものが色々~!!お楽しみに~!!!!!
※極秘資料は企画段階で商品化が決定していないラフスケッチも含まれます。
いかがでしたか?
久しぶりの修正指示、オートバジンたんへの愛がだだ漏れ、さらに謎のモザイク!SHODO-Xどんどん面白くなっていきますので、どうぞお付き合いくださいませ。
それではまたお会いしましょう!!
担当:C
(c)石森プロ・東映