バンダイ キャンディ スタッフ BLOG

バンダイの食玩・お菓子・食品etc… “バンダイ キャンディ”の開発スタッフによる公式ブログです。開発担当者が交代で更新予定です。      ※このページでは、記載内容・商品等に関するお問い合わせは受け付けておりません。ご了承ください。

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【戦隊食玩研究所 report.7】ミニプラ第4弾 キシリュウジン登場!

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こんにちは!
騎士竜戦隊リュウソウジャーの食玩担当のK田です。


7月26日(金)より「騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!」が放映され、いよいよ夏本番となってきましたね!

早速観てきた感想をこのブログで書きたいところですが、これから鑑賞される方もいらっしゃると思うのでグッとこらえます…。

しかし!
映画で大迫力の戦いを繰り広げる「キシリュウジン」の魅力を伝えられずにはいられないので、今回のブログではこの新商品を紹介させて頂きます!!


8月5日(月)発売「ミニプラ 騎士竜合体シリーズ04 キシリュウジン」


まずはパッケージラインナップから紹介させて頂きます。

◆パッケージ

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「キシリュウジン」の重厚感を伝えるべく、今回のパッケージではどっしりと構える「キシリュウジン」を正面に配置しています。

一方で、ミニプラの特徴である「可動」を活かした画像を裏面に載せておりますので、お買い求め頂いた際にはぜひそちらもご覧ください!


なお、今回のパッケージデザインは1種類となっておりますので、
パッケージの正面から見て右下にある「ラインナップ」をご確認の上、
お買い求めいただければと思います。



◆ラインナップ

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「ディノミーゴ」は1~3の3種で完成します。
さらに、4の「コブラーゴ」と組み合わせることで「キシリュウジン」が完成します!


なお、今回はセット品での発売はございません。
普段セット品で購入されている方には申し訳ございませんが、予めご了承ください。



では、ここから中身を紹介して参ります!

◆ランナーとシール

1.ディノミーゴA

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2.ディノミーゴB

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3.ディノミーゴC

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お気づきかもしれませんが、「ディノミーゴ」の金型では
一部「ティラミーゴ」の金型を使用しております。
(そのため、一部使用しないパーツも含まれております。)

ですが、「ディノミーゴ」というまったく別の騎士竜を再現するにあたり、
成型色新規造形など、一つ一つ時間をかけて仕様を決めてきました。


例えばこちらの「深緑」の成型色。

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どの成型色でも言えることですが、
ほんの少し色の濃さが変わるだけで、その印象が大きく変わってきます。

特に「深緑」の場合、青と黒を強めに残しつつ緑色を出す、という絶妙なバランスを求められます。


全体の色は濃くしたいけれど、緑色が持つ明るさは損なわない様に…と、
納得のいくまで何度も何度も調整を重ねてきました。


成型色を決定するまでに時間こそかかってしまいましたが、
結果として「ディノミーゴ」特有の色を再現するにふさわしい成型色に辿り着くことができました。



4.コブラーゴ

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 「コブラーゴのランナー」と「ディノミーゴの頭部と爪」は、いずれも新規造形となっております。

ディノミーゴの特徴である「エッジの効いた頭部や爪」を忠実に再現することはもちろん、細かな造形も余すことなく再現しています。


例えばコブラーゴの体にある「ボルト」の造形。

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なんと直径約1㎜となっております。

「ミリ単位」での造形だからといって妥協することはありません。
「どうしたら実現できるか」をミニプラチーム一丸となって試行錯誤し続けることで、
一つ一つの造形を完成させております。

ランナーからパーツを切り取る際や組み立て後など、
その細かい造形も楽しみの一つとして味わって頂ければ幸いです。



さて、成型色や造形へのこだわりを、完成品の画像でも見て頂きましょう!




・ディノミーゴ

 

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基本的な造りこそ「ティラミーゴ」と同様ですが、
渋めのカラーリングや尖った造形がある
良い意味で粗さのある「古代種」感があります…!
(ティラミーゴと並べるとこの様になります。)

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・コブラーゴ
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成型色が単色なので、ぱっと見シンプルな騎士竜に見えるかもしれませんが、
先程の「ボルトの造形」のように、
細かーーーいところまでその造形を再現しております。


例として、コブラーゴの「あごの下」から「下腹部」に渡って一本一本再現している蛇腹をご覧いただきましょう。

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先程、ミリ単位の再現として「ボルトの造形」を紹介させていただきましたが、
こちらの蛇腹は、「その線の太さの違い」を0コンマ数ミリの単位で再現しております。

また、よーーく見て頂くと「キバ」も忠実に再現していることが分かります。

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合体時に剣になる「尻尾」が特徴的ではありますが、
コブラーゴの特徴を一つ一つ丁寧に再現しておりますので、
合体前でもその ”こだわり” を味わって頂けますと幸いです。



ちなみに、新規造形の「ディノミーゴの爪」の穴の径ですが、
そのサイズはリュウソウジョイントの凸部がちょうど収まるサイズとなっております。

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なので、騎士竜の状態でも「コブラーゴの尻尾」を剣として持たせるができます!

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そして、ディノミーゴとコブラーゴの竜装合体です!

 


・キシリュウジン

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先程紹介した「ディノミーゴ」の特徴も相まって、武骨な仕上がりになっております!


そして、キシリュウオーと同じ造りなのでポーズの幅の広さはお墨付きです!

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両手に武器をもっているので、いろんなポーズが "サマ" になります!!



さて、パッケージ・組み立て前・完成品と紹介して参りましたが…

 ミニプラの楽しみ方はまだまだここからです!



ランナーを紹介した際、「ティラミーゴと同じ金型を使用しているので、使用しないパーツがある」と書かせて頂きました。

例えば、「ディノミーゴA」のランナーでは、「ティラミーゴの頭部パーツ」が余ってしまいます。

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このまま使用せずに捨ててしまうと、「エコじゃない」とカナロに指摘されてしまいそうですが…。


せっかくなので余すことなく楽しんでみてはいかがでしょうか…!?



ということで、試しに「ディノミーゴ」と「余剰パーツ」、そして「ティラミーゴ」を組み合わせてみました。

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そして出来上がったのがコチラ!
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なにやらよさげな感じが…!!


さらに、「ティラミーゴの手足」から、シルバーのパーツを「ディノミーゴ」の体に組み合わせていきます。
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すると…



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 「ティラミーゴ」の別カラーver.をつくることができます!

さらに、「ディノミーゴ」の別カラーver.もこの通り!

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こちらの組み合わせは、
新規造形として「ディノミーゴの頭部」を設計する際、
「ティラミーゴの下あご」との組み合わせや可動を損ねない設計にできれば、
ミニプラの楽しみ方が広がるのでは…という発想から実現しております。



余剰パーツも含めて、
ミニプラオリジナルの楽しみ方として、
思い思いの俺合体を楽しんで頂けますと幸いです。



さて、そんな様々な楽しみ方を秘めた「ミニプラ 騎士竜合体シリーズ04 キシリュウジン」は8月5日(月)より発売となります!


劇中再現はもちろん、シリーズが増えれば増えるほど楽しみ方が広がっていくミニプラを引き続きよろしくお願いいたします!



担当:K田

 

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