バンダイ キャンディ スタッフ BLOG

バンダイの食玩・お菓子・食品etc… “バンダイ キャンディ”の開発スタッフによる公式ブログです。開発担当者が交代で更新予定です。      ※このページでは、記載内容・商品等に関するお問い合わせは受け付けておりません。ご了承ください。

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【電子合体】スーパーミニプラ 超電子バイオマン 情報公開 前編【バイオロボ】

こんにちは!

 スーパーミニプラ担当Yです。

 

今回は本日10/20(火)より予約開始となる、スーパーミニプラ スーパー戦隊シリーズ待望の新作をご紹介します!

この度発売するのは、こちらの戦隊!

 

 

 

 

 

ワン!ツー!スリー!フォー!ファイブ!

 

!電子!!バイオマン!!!!!

 

 

 

サンバルカンに続く純昭和戦隊の新シリーズとして、1984年放送のスーパー戦隊シリーズ第8『超電子バイオマン』が登場です!

以前からアンケートの順位も上位で、昭和戦隊の中でも高い人気を誇っていたバイオマン。

 

バイオマン自体の未来的なデザインもさることながら、黒をベースにしたバイオロボは赤・青・黄といった原色使いのロボが居並ぶ80年代戦隊ロボの中で、今見てもセンセーショナルかつスタイリッシュ。赤と白のみで構成されたラインも非常にシックで、美しくまとまっています。

DX玩具ではコクピットの造形があったり、ロボと同スケールのフィギュアが付属していたりと、当時の流行であるリアルロボット的なホビー要素が採り入れられているのも特徴的でした。

 

作品的にもアニメ調の雰囲気を持った敵のデザインや、ドラマ性の濃いストーリーを導入したりと、全体的に高めの年齢層を意識したチャレンジングな内容であったことが伺えます。

 

そんな革新的な要素満載のバイオマン。

スタートを飾るバイオロボではデザインの美しさを保ちつつ、シンプルかつ小気味よい変形合体ギミック、そして劇中のアクションを存分に再現できる可動を、同時に追求していきました。

 

当時遊んだ方はもちろん、初めて触れるという方にも、ぜひお手に取ってその魅力を感じていただけると嬉しいです。

 

それではご紹介していきます!

一部サフ状態の光造形品を除き、画像は全てCGです。

 

バイオジェット1

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バイオロボの上半身になるジェット機。

 

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ご注目いただきたいのが、このコクピット!

冒頭でも申し上げた通りDX玩具でも造形されていた部分です。コクピットの造形がある戦隊ロボは近年のキュウレンジャーなどがありますね。

当然スーパーミニプラでは極小サイズとなるため、認識できるかギリギリの大きさでしたが、リアルさを追求したDX版のコンセプトをしっかりと受け継ぎたいという想いから、外すことなく造形しました。

 

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DX版の乗員はレッドのみでしたが、今回はレッド・ピンクが乗り込む劇中に準拠し、2人乗りとして造形しています!

キャノピーにはこのためだけにクリア型を用いていますので、外側からしっかり内部を確認することができます!

 

バイオジェット2

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バイオロボの下半身を構成するジェット機。

 

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1号同様、コクピットの内部も再現。

こちらもDX版2名から、劇中準拠の3人乗りにアップデートしています。

 

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主翼については可動のため、DX版には無かった分割を追加。

詳しくはバイオロボのところで後述します。

 

合体!ハイパークロス!!

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合体プロセスを完全再現!!

バイオロボに限らず、戦隊ロボはこの「ミニチュアを駆使して丁寧に描かれる合体プロセス」が大きな魅力の一つだと思いますので、できる限り劇中と同じプロセスを楽しんでいただけるよう、変形合体は毎回極力アレンジを加えないよう設計しています。

 

バイオロボ

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劇中のイメージを重視しつつ、着ぐるみとDX版を折衷するような形でプロポーションをまとめていきました。元が非常に考え抜かれたデザインのため、そのラインを崩さずに可動を仕込むための工夫に努めています。

 

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背面から。構成的にはサンバルカンロボと同じ2機合体ですが、骨太なイメージの強いサンバルカンロボに比べ、引き締まったスマートな印象に見えますね!

 

それでは可動について。

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バイオロボは変形合体の都合上、膝の真裏にバイオジェット2の主翼が来ることになるため、そのままだと膝を全く曲げる事ができない構造になってしまいます。

ここを解決するため、スーパーミニプラでは主翼に分割を増やし、横方向へのスライドを入れて膝裏から逃すことでクリアしました。

 

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シリーズで培った股関節の引き出しと合わせれば、ヒザ立ちも余裕です!

 

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もちろん必殺剣のスーパーメーザーが付属。

戦隊ロボでも群を抜いて剣技の多いバイオロボですので、ポージングの際はしっかりと剣を構えた姿が決まるよう、肩周りの可動に配慮しています。

 

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実際にスーパーメーザーを持たせたアクションがこちら。

驚くほど柔軟に動いてくれますので、お手元でカッコいいポーズをバシバシ決めていただきたいです!

 

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もちろんバイオシールドも付属!

 

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塩素系ガス中和剤。覚えている方は相当なファンかと思います

第37話冒頭にて、工場から噴出するガスを中和するためだけに出動したバイオロボが使った謎のアイテム。

劇中ではこの時バイオマンでなくピーボがロボを操縦しており、バイオハンター・シルバを怖がって逃げ回ったりと妙に面白く印象的な場面だったので、遊び心として付属させてみました。

シルバが初登場する回でもありますので、未見の方はぜひチェックしてみてください!

 

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以上、スーパーミニプラ スーパー戦隊シリーズ最新作『超電子バイオマン』より、「電子合体バイオロボ 」のご紹介でした!

 

後編ではプレミアムバンダイ限定発売となる「ビッグスケール バイオドラゴン」を紹介しますので、ぜひ合わせてご覧ください!

 

【ビッグスケール】スーパーミニプラ 超電子バイオマン 情報公開 後編【バイオドラゴン】を見る

 

 

 

 

 

©️東映