だんだん温かい季節になってきましたね!
SHODOの熱もどんどん上がってきております!
前回のブログで初公開したSHODO仮面ライダーVS第9弾は
予想以上の反響がありました。有難うございます!!
9弾の開発は、造形的な意味でとても難しかったので喜びもひとしおです。
そこで今回は、3Dデータ画像での修正指示とそれによる変化をお見せしたいと思います。
まずは仮面ライダークウガ マイティフォームです。
正面図と側面図の向かって左が修正前のデータで右が修正指示になります。
このクウガの3DデータはSHODOシリーズのかなり初期に作られていたものを用いています。
開発スタッフにより全身にわたり修正の指示が入っていますね。
この時点で体形再現を重要視する方針は固まっています。
頭部は100%別物になっています。
修正指示が反映されたデータに、さらに細かい修正が入り
3D原型制作陣とのキャッチボールが数度続きます。
向かって左が古く、一番右が最終稿に近いデータです。
通常は3回くらいで決まるのですが、クウガでは7~8回以上修正したと思います。
また、形が定まってきた時点で出力品による立体でのチェックも行います。
画面上で見るデータと、10cmで出力された立体物とでは
イメージに差がある場合も多く現物のサイズで見ると言うのはとても大事な作業です。
そうした通常以上の修正作業の末、SHODO仮面ライダークウガマイティフォームの
デコマス試作が完成しました。初めて色付きで見た時は、あまりのカッコ良さにビビりました!
次に今回の目玉でもある本郷猛が、どのようにできたかをレポートいたします。
原型師様からのコメントもいただいているので画像と一緒に掲載いたします。
まずは頭部を作成。
「目を塗らずに陰影を出したい、というお話だったので、データ上の確認だけではなく、実際に出力して確認するなど、とにかく目の表現にこだわりました。」
髪の毛も細かく造型されていますね。目の黒目部分が穴になっているところが注目ポイント。口や鼻も凹凸を深めに作り、影で顔の形が出るようになっています!
そして頭部に合わせて全身を作成。
当時の本郷猛の写真資料と比較しながら、細かい修正が何度も入っていきます。
修正をかけて再度出力して確認。地道な作業が続きます。
実際に動かしてみると、この状態だと足首がまったく動かない等、問題点が見つかります。アクションフィギュアは造形を作っておしまいではなく、動かして遊べるように何度も調整が続きます。
「限られたパーツ数の中で、可動と造形の両立に苦労しました。ジャケットの裾は股関節の可動に合わせてギリギリまで攻めています。足首、ズボンの裾は最終的に泣く泣くオミットしました」
そして完成です!顔は眉以外は塗装しておりませんが、すごくリアルですよね!
この新しい手法にチャレンジしてできたSHODO本郷猛!
ぜひ手に入れていただきたい一品です!
続いては、9弾の仕様についての続報をお届けします。
本郷猛が出るとなれば、誰もがSHODO仮面ライダーVSの過去シリーズを使っての
マスクオフ状態再現を考えますよね・・・!
もちろん出来ます!
マスクオフ再現可能です!!
首のジョイント径は共通で頭部の付き位置も調整しています!!
変身途中や児童誌の特写、ショッカーでの改造シーンなど遊びのイメージが広がります。
さらに、ベレー黒戦闘員の頭部をショッカー赤戦闘員のボディに付けることで
ベレー赤戦闘員も再現できちゃいます。
上の写真は試しに未塗装の試作品を赤戦闘員の体につけてみたものです。
過去商品との組み合わせで、
楽しさが倍増するSHODO仮面ライダーVS9!
本日より各種通販サイトなどでご予約受付開始です。
宜しくお願いいたします!!
・
・
・
・
・
・
……!!!
ここで~恒例の謎の画像!!
以下ネタバレです!↓
ん?普通にショッカー戦闘員ですね…。
最近増殖しているようです。
数が多く、2号ライダーも手を焼いているようです。
ブロロ~ン!
「待てぇい!ショッカー!!」
「待たせたな一文字!」「本郷!」
ダブルライダーが揃えば、いくらたくさんいても戦闘員はイチコロですね…
………ん?ん?ん~~~!!!
1号さん!何かに乗ってきましたよ~!!
と、言うわけで
まだ具体的に何も決まっていませんが作ってみました!
(桜島1号は旧タイプに乗っていないような気もしますがその辺はイメージと言うことで…!)
今後、動きがあればこのブログで報告します。
皆様からの応援のお蔭で、一つ一つ、みんなの夢が実現しております!
引き続き応援、何卒よろしくお願いいたします!
開発:M