バンダイ キャンディ スタッフ BLOG

バンダイの食玩・お菓子・食品etc… “バンダイ キャンディ”の開発スタッフによる公式ブログです。開発担当者が交代で更新予定です。      ※このページでは、記載内容・商品等に関するお問い合わせは受け付けておりません。ご了承ください。

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現れよ!獣騎神キングブラキオン!スーパーミニプラ予約スタート!

こんにちは。

スーパーミニプラSSS(スーパー戦隊スピリッツ)担当のN西です。

 

前回記事ではやはり最後の一文で皆様盛り上がっていただけて良かったです。

前回記事はコチラ

いや、だって、どう考えても必要ですよね。キングブラキオンに関しては。

「食玩とは…」「ミニプラとは…」という哲学をますます深めてしまったことを嬉しく思います。

 

スーパーミニプラ 獣騎神キングブラキオンはプレミアムバンダイで本日より予約スタートです。 

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※画像をクリックすると予約ページに移動します。

お届は2月予定です。プレバン激戦の1月を避けました。

 

それでは彩色見本サンプルを使って詳細をご紹介していきたいと思います。

まずはじっくりとこの記事を読んでからポチしてもらえると嬉しいです。

 

 

●電動走行について

身の上話がとても長くなってしまったので、読み飛ばしてもらっても大丈夫です。

電動走行している動画はPB受注ページにてご覧ください。

電動走行動画はコチラで見られます

 

最初の話題はやはりここからいきます。 

スーパーミニプラ キングブラキオンは電動走行します。(光る鳴るはありません) 

ミニプラ30年の歴史の中でも電動走行ギミックが入ったものは初です。

実は企画当初、設計の8割が出来上がるタイミングまで電動走行ギミック搭載の予定はありませんでした。

設計が8割できると3Dプリンターで試作を作ってバランス確認をするのですが、見ていて何かが足りないというか魂が入っていないように見えてしまいました。

「スーパーミニプラで戦隊ロボをやろう!最初は大獣神だ!」となった時、実は確固たる勝算があったわけではありません。

勢いでした。

その時点では当然ドラゴンシーザーも商品化予定はなかったですし、ましてやキングブラキオンなんて夢のまた夢でした。

ただひたすら一生懸命大獣神を作り、それを多くの皆様に買っていただいた結果ドラゴンシーザーに繋がり、「ドラゴンシーザーまで出たら…」という機運を皆様に高めていただいたからこそ、夢のまた夢だったキングブラキオンが実現する運びとなりました。

そんな奇跡のキングブラキオンです。

思い切りやらないわけにはいきません。 

絶対に悔いは残せない。

「このキングブラキオンに魂を宿すにはやはりアレしかない」と電動走行を搭載したいことを開発スタッフに打ち明けました。 

…まさかのものすごい反対を受けました。

スーパーミニプラの開発をしていて、開発スタッフとここまで意見というか目線が合わなかったのは初めてかもしれません。

もうほとんど設計が終わりかけているのに今からモーターや電池なんか搭載できるものかとちょっと怒られました…。 

でも動かしたい。どうしても動かしたい。 あの腕をバタバタしながら走る姿を再現したい。ユーザーの皆さんに驚いてもらいたい。スーパーミニプラというブランドの広がりを出したい。一生のお願い。とネチネチ粘りに粘ったところ、なんとか同意してもらうことができました。

しかし実際設計をしてみると入るモーターがない(特殊なモーターを探し出しました)とか、ギアのスペースがない(設計最終日に解決しました)とか、電池ボックスが入らない(今までにない電池ボックスを新開発しました)とか様々な問題が次々と襲いかかってきました。

途中妥協案も数々出ましたが、最後には何一つ妥協しない素晴らしい仕様に仕上がりました。

最終試作で究極大獣神が走った時は本当に感動しました。

この場を借りて素敵なスタッフの皆さんにはお礼を言いたいです。

本当に良いキングブラキオンに仕上げてくれてありがとう。

 

もちろん単体でもキングタンカー状態でも究極大獣神状態でも走行します。

たかが走行、されど走行です。

私が撮影した素人動画ではなかなか感動が伝わりづらいかと思いますが、実際に走るキングブラキオンを目の当たりにすると必ず感動してもらえると思いますので、楽しみにしていてください。

 

 

●獣騎神キングブラキオン

それでは単体の画像からご紹介していきます。

 

煽り(下から)

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かっこいい。

情報量がすごいです。

 

上から

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後ろから

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個人的に好きなのはこの後姿です。

美しい。

 

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ちゃんと開閉します。

 

首はクネクネ動かせます。

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横回転も可能なので、カメラ目線もできます。

首にタマゴホルダーを付けたかったのですが、細かすぎて断念しました。。。

 

タイヤは合成ゴムです。

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タイヤだけ合成ゴムなので、タイヤだけの金型を作る贅沢仕様です。

これだけ複雑なトレッドパターンはプラスチックだと金型から抜けなくなってしまうのですが、合成ゴムだからこそ実現できました。 

 

テイルキャノンの内側

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この内側が肉抜きではなく、ちゃんとデザインが入っているかどうかでキングタンカーや究極大獣神の時の見栄えが大きく変わります。

 

電池(単4×2)はお腹に入れてください。 

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ちなみに今回は電子ユニットが入って組み立てが複雑になってしまうので、ついに一部工場組み立てを敢行します。

ミニプラとは…。

 

 

●超獣戦車キングタンカー

別売りのドラゴンシーザーと組み合わせてください。

 

煽り(下から)

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迫力あります。

 

上から

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後ろから

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ドラゴンシーザーの尻尾を長くしたのがここで活きてきます。

 

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ブレストラーをブラキオンの胸に上から差し込むと連動してタイヤが下から出てくるおもちゃらしいギミックがお気に入りです。

 

 

●究極大獣神

別売りの大獣神、ドラゴンシーザーと組み合わせてください。 

 

まずは金属のチェーンを…

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装着してください

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準備完了

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並び立ちです。 (劇中ではたしか並び立ちはなかった気がしますが)

 

チェーンは手に持たせます。 

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究極合体!! 

究極大獣神!!

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美しい…美しすぎます究極大獣神…。

子供向けの合体ロボとは思えないほど凝った美しいデザインだと思います。

子供に分かりやすいアイコンの集合体のような感じではなく、形も配色もケレン味の塊のようなデザインで今見ても本当にカッコいいです。

しかもこれが走るんです。

劇中無敗の超必殺技『グランバニッシャー』も走行があるからこその迫力で再現することができます。

もうバンドーラも大サタンも怖くない。

また一つ自慢できる商品が誕生しました。

 

 

以上、キングブラキオン彩色試作のご紹介でした。

ここまで読んで「あぁ!大獣神(もしくはドラゴンシーザー)買っておけばよかった!」と思った方もきっといると思います。いてほしい。

今からでもまだ間に合います。 

スーパーミニプラ 獣騎神キングブラキオンは本日よりプレミアムバンダイにて予約スタートお届は2月です。

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※画像をクリックすると予約ページに移動します。

このサイズで動く究極大獣神、ぜひお迎えしていただけると嬉しいです。  

 

N西 

(C)東映 

 

 

スーパーミニプラSSSシリーズは続く

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